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エレベーターの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
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幻想的で不思議な読書体験を
アメリカの現代詩人でヤングアダルト向け小説家の作品。エドガー賞を受賞したミステリーだが、現代詩の形態をとっている、不思議なエンターテイメント作品である。敬愛する兄・ショーンを対立するストリートギャングに射殺された15歳の少年・ウィルは、街に生きる者の掟に従って犯人を殺すために、兄が隠していた拳銃を持って家を出て、エレベーターに乗り込んだのだが、自宅のある8階からロビーに降りるまでの1分少々の間にエレベーターは各階に停止し、それぞれの階で、もう会えるはずのない人たちが乗り込んできた。死んだはずの亡き兄の先輩、幼なじみの少女、伯父、父親らとの対話を通して、ウィルは復讐の決心を改めて確かめることになる・・・。壊れた街に暮らす少年が殺された兄の敵討ちをしようとするというありがちな設定だが、エレベーターが地上に着くまでのわずかな時間、揺れる少年の心を現代詩の形態で描いたユニークさが新鮮である。内容はノワールだが、読後感は爽やかだ。ミステリーファンにというより、ヤングアダルト小説のファンにオススメする。
アメリカの現代詩人でヤングアダルト向け小説家の作品。エドガー賞を受賞したミステリーだが、現代詩の形態をとっている、不思議なエンターテイメント作品である。
敬愛する兄・ショーンを対立するストリートギャングに射殺された15歳の少年・ウィルは、街に生きる者の掟に従って犯人を殺すために、兄が隠していた拳銃を持って家を出て、エレベーターに乗り込んだのだが、自宅のある8階からロビーに降りるまでの1分少々の間にエレベーターは各階に停止し、それぞれの階で、もう会えるはずのない人たちが乗り込んできた。死んだはずの亡き兄の先輩、幼なじみの少女、伯父、父親らとの対話を通して、ウィルは復讐の決心を改めて確かめることになる・・・。
壊れた街に暮らす少年が殺された兄の敵討ちをしようとするというありがちな設定だが、エレベーターが地上に着くまでのわずかな時間、揺れる少年の心を現代詩の形態で描いたユニークさが新鮮である。内容はノワールだが、読後感は爽やかだ。
ミステリーファンにというより、ヤングアダルト小説のファンにオススメする。