名探偵の密室
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犯人は推理で見つかるわけではないし、 主人公がよほどのバカでなければ心当たりでわかるはず。 金持ちの復讐ってだけで特に面白いわけでもない。 | ||||
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いまいち | ||||
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誰が犯人か、殺人を犯した犯人と、密室に閉じ込めた犯人をそれぞれ解き明かしていきます。殺人を犯した犯人は途中からうっすらと気がつくことができるかもしれませんが、密室に閉じ込めた犯人は最後まで読まないとわかりません。そういった意味では途中で犯人がわかってしまって、つまらなくなるということがないと思います。欲を言えば、子どもの頃の有名になったエピソードをもう少し丁寧に書いてくれてたら言うことなしですが、面白かったのと今作品が一作目ということもあり、今後に期待の作家です。 | ||||
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面白くないわけではないが、10ページも読めば「密室」ではなく「監禁」であることがすぐわかる。(自称)探偵が死体+5人の男女とホテルの一室に閉じ込められた。そこから新たな殺人ゲームが始まるわけで、こういうセンセーショナルな売り方をしなければそれなりに面白い。フーダニットといえるほどのヒントも出てこないが犯人はなんとなくわかってしまう。ロンドン大学の修士論文として書かれた作品ということなので今後に期待。早川書房のサイトに「ミステリに慣れ親しんだ方こそ結末に驚かれるかもしれません」と書いてあることに私は驚いた。 | ||||
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ホテルに探偵が閉じ込められて同じく閉じ込められた5人の中から殺人犯を3時間以内に探す…… あらすじを読み、もうこれ新本格じゃん!と思っていたのですが、ふつう、トリックの解明であっとうならせてくれる新本格に対して、本書はその先にクライマックスがきます。現在と過去を交互に入れて、信用できない語り手の雰囲気を煽っていく手法や、ちょっと予想外の決着。ミステリを読み慣れた人ほど、驚きがあるのではないでしょうか。 テレビタレントとして「名探偵」をしているという設定も新鮮で、それがホワイダニットに深く関係もしてくるというのも巧いなあ。共感や尊敬ができる探偵ではないですが、そういう彼を語り手にしたことそのものが仕掛けの一部なので、うーん、一読して、また再読したんですが、思ったよりずっとよく練られた作品だと思いました。もちろん一読目は、けっこう笑いながら(馬の被り物の男が出てきたところとか、ファイト・クラブ化するところとか)、こいつらマジかw とゲラゲラ楽しめます。 イギリスから変テコな(←褒めてる)若手がデビューしたもんだと言祝ぎたい。次作がトンネルから一人だけ生還した大学生のリーガル本格らしいので、それも読んでみたいです。 | ||||
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