【原尞】
私が殺した少女
評判
私が殺した少女の評価:
5.88/10点 レビュー 8件。 B ランク
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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| 探偵沢崎シリーズ第2作。 | ||||
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| 第102回直木賞受賞作。20年振りの再読は、初読と同義語。少女の誘拐事件に巻き込まれた沢崎であるが、その結末はタイトルが示す通りとなってしまう。なので、この物語は常に沈鬱な空気の中進んでゆく事になり、ユーモアを感じるセリフや描写で笑うのは不謹慎な気がしてしまった。ミステリとしては、二転三転して真相には中々たどり着けない。精神的に追い込まれ、責任感、焦燥感でじりじりする沢崎と同じ気持ちになっているつもりだったので、最後完璧な謎解きをされた時は少々寂しかった。犯人に気付いた瞬間を、私は共有出来なかったからね。 | ||||
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| ハードボイルドと言われると確かにそういう感じもしますが、暴力的なシーンの描写もないし、性描写もありません。 | ||||
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最近、直木賞作家の原尞氏が亡くなられたというニュースを耳にしており、また、この方の作品を読んだことが無かったので、受賞作を読んでみた。
いやいや中々面白い。発行されたのが1989年のことだから、優に30年は経っている。しかしながら、古臭さは全く感じませんね。
ハードボイルド小説の名手ということですが、確かに主人公の私立探偵・沢崎がいい味出しています。
当たりクジを引いたような気分で、ワクワクしながら読ませて頂きました。
事件の流れも中々手が込んでおり、ミステリー感も十分です。
▼以下、ネタバレ感想