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【黒川博行】
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後妻業の評価:
7.70/10点 レビュー 10件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.70pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
後妻業の感想
有名作だけあっておもしろかったです。悪者が追い詰められていく様子が気持ちいい。わりと一方的に追い詰められるのでヒリヒリした緊迫感は薄い。その分心穏やかに読める。会話にテンポがあり読みやすく、内容もわかりやすい。ラストが物足りない。もう少し膨らますかしてほしかった。少しもやもやする感じ。別の作品も読んでみたくなった。 ▼以下、ネタバレ感想
リアルで悪人の描写が絶妙で展開も良くページが進みました。ただ、ラストはあっけなさすぎ。なんかもったいない気がします。
登場人物のほとんどが強欲で良い人物がほとんどいない倒叙物のノワールサスペンスですが、会話のテンポが良く非常に読みやすくて面白かったです。終盤まで小夜子、柏木、本多と一癖も二癖もある主人公格のやりとりは読み応え十分だったのですが…終盤からラストが雑な感じがしてしまい私の好みではありませんでした。とはいえ充分にオススメに値する良作だと思います。
事実も小説も「奇なり」
現実に起きた事件を予告した小説として有名になった作品。「後妻業」という言葉も、ここからポピュラーになったのではないか。もちろん純然たるフィクションであり、実在する事件とは全く関係ないのだが、実際に類似した事件が起こっているため、「事実は小説より奇なり」というより「事実も小説も奇なり」という感想を持たざるを得なかった連れ合いを亡くした孤独な老人をたぶらかして財産を奪う女が主人公かと思っていると、実は結婚相談所の所長が黒幕として絡んでいるため、仕掛けも犯様も徹底的に悪質で、物語の前半は「悪の力」で読者をぐいぐい引き込んで行く。死亡した老人の遺族側が反撃に出る後半は、法律論と私立探偵による調査で犯罪者を追い詰めて行くスリリングな展開でサスペンスを盛り上げて行く。結末のほろ苦さも秀逸で、犯罪小説好きには絶対のオススメだ。
有名作だけあっておもしろかったです。
悪者が追い詰められていく様子が気持ちいい。わりと一方的に追い詰められるのでヒリヒリした緊迫感は薄い。その分心穏やかに読める。
会話にテンポがあり読みやすく、内容もわかりやすい。
ラストが物足りない。もう少し膨らますかしてほしかった。少しもやもやする感じ。
別の作品も読んでみたくなった。
▼以下、ネタバレ感想