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「北斗の星」殺人事件(雪と魔術と殺人と)



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「北斗の星」殺人事件(雪と魔術と殺人と)の評価: 7.00/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

寝台車パートの存在意義がよくわかりません

題名の「北斗の星」とは作中に出てくる北海道行きの寝台車の名前。
しかしこの寝台車が事件の舞台になるのかと思えばそんなことはなく、事件は雪山の孤立した宿泊施設で起こる、”雪の山荘もの”の作品で、「北斗の星」は単なる交通手段にすぎません。わざわざ改題までして印象付けているのに、ほとんど事件に関係しないこの寝台車描写の存在意義がよくわかりませんでした。

全体的な話の構成は読みやすいですし、ベテラン作家だけあって無難な作りという感想ですが、特別な面白さや目新しさは感じない、至って普通の作品といったところですね。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:
(7pt)

「北斗の星」殺人事件の感想

タイトルから勘違いする方も多そうだが、この作品は鉄道ミステリではありません。

初吉村達也。
朝比奈耕作という探偵が登場するシリーズ物のようですが、この作品では、その朝比奈耕作さんは探偵として機能していません。
普段ワトソン役の人物が大活躍するという、いわばシリーズの番外編を最初に手に取ったようである(笑)
従って、読後も朝比奈耕作なる人物がどんな探偵かすら不明なままなのだが、これが意外と面白かったのである。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(9pt)

クリスマスネタで雪の山荘もの

ノベルス版「雪と魔術と殺人と」の改稿版、
「北斗の星」殺人事件を読みました。

ゲレンデのスピーカーから突如鳴らされたジングルベルの音楽と共に
サンタクロースの帽子を被ったロウ人形の首が現れる。

異様な雰囲気で始まる雪の山荘物です。

90年代始めのころの本書。
世の中オカルトが流行っていたのもあり、
悪霊が人に乗り移り、勝手に手が動き出してしまう所など、
今読むと首をかしげてしまうシーンが現れます。

が、第2、第3の非現実すぎる出来事が続き、
一体どんな真相なのか。まとまるのか?と不安になりますが、
ラストの真相はなるほどと納得。

なかなか面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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