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【法月綸太郎】
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しらみつぶしの時計の評価:
3.67/10点 レビュー 3件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
しらみつぶしの時計の感想
おもしろくない。
短編集でした。いくつか面白いものもありました。タイトルになっている「しらみつぶしの時計」は、なんだか頭の体操のような話。個人的には最後の入れ替わっちゃってる(2重の意味で)話がよかったかな。猫の話は意味不明。。。あと3ページ位の「デスノート」みたいな話もよく分かりませんでした。
バラエティに富んだ?短篇集。ただ特筆できるほど面白い作品はなかった。う~ん、どこか作者のやる気が感じられないんだけどどうなのだろうか。都筑道夫さんの作品の模倣が数作。都筑作品は読んだ事はないのですが(有名なんでしょうか)どこか既視感あり。腹話術のやつは我孫子武丸の某シリーズを連想させるし(全然違うけど)、交換殺人のやつにしてもどこかで読んだ事のあるような・・・オリジナリティという点で首を傾げざるを得ない。あと意味不明なものが1作、そして全く意味不明なものが1作。メインディッシュは表題作の「しらみつぶしの時計」と「盗まれた手紙」だと思いますが、どちらも完全なパズル。短篇集ということで、余計なものを全て削ぎ落として・・・と言えば聞こえがいいが、落としすぎ。パズルものでこれやったら、ホントにただのゲームになってますよ。表題作に関して言えば、恐らく直ぐ答えがわかった人と最後まで分からなかった人に二分されるのではないでしょうか。私は直ぐに分かったのですが、分からなかった人は、答えに行き着くまでの過程も流し読みだったんじゃないかな。分かった人が読んでてもぐずぐずだと思ったもん。完全にまず答えありきのパズルですね。それとどこか読み応えを感じないのはシリアスな作品が無い事ではないだろうか。シリアスな作品がパロディより上だとは言いませんが、シリアスに仕上げられそうな題材まで軽くまとめる事はないでしょう。どこか投げやりに感じられたのは、こういうところではないだろうか。これも作者のやる気を感じられなかった理由の1つですね。
おもしろくない。