小松原育代に誘われて、商店街でもらったチラシに書かれていたクイズに挑戦した須美ちゃんこと吉田須美子。

浮かない顔の雅人の様子が気になり吉田須美子が訊ねると、賞をとったクラスメイトの俳句が、盗作かもしれないと言う。

吉田須美子は、友人である生花店の小松原育代から、不思議な花の買い方をする紳士がいると聞いた。

下宿先のおスミから、行方不明になっている友人・絃葉を探して欲しいと頼まれた浅見元彦。

茨城県の山中にある寂れた神社の宝物庫にあった陶製の大瓶の一つから、 膝を抱える体勢をとった古い白骨死体が発見された。

時は明治。浅見元彦は代言人試験に落ちた。

モデルとしての将来を嘱望されていた美貌の女子大生・琴音。

殺された鈴木の祖父で、名家の当主義麿が綴ったノートを託された浅見は、事件の核心に迫る記述に引き込まれていく。

安吾探偵登場！ 戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず 坂口安吾は「文壇随一の探偵小説通」であり、「不連続殺人事件」「安吾捕物帖」などミステリ作品も手がけた。

分からんのか? つまり、犬神家状態ってわけだよ。

コミカライズも決定した人気作『復讐は合法的に』シリーズ続巻！ 美貌の合法復讐屋・エリスは様々な依頼を受ける。

本人の知らぬ間に企画された浅見光彦34歳の誕生日会。

名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から芳香が立ち上った。差出人は、心当たりのない女性。

「トランプの本の謎が解けた」と出張先からの電話を最後に、詩織の父・大輔は何者かに殺された。

准教授・桜咲竜司は、民俗学の知識を用いて、土地にまつわる様々な謎を解き明かす。

世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。 領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。

ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。

芸能界の大御所・加堂孝次郎の箱根の別荘で十四人の賓客を迎え、華麗な晩餐会が開かれようとしていた。

山陰の小京都・萩で失踪した地方紙の記者・奥田。行方捜しを頼まれた浅見光彦は、防府市に住む妻のもとを訪れる。

三つの世代を超えて挑む、夏目漱石・名著の秘密。

芸備線の三次駅で若い女の絞殺死体が発見された。被害者は“後鳥羽伝説”の地を訪ね終え、尾道から東京へ帰る予定だった。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。

帽子、ソアラ、居候、旅、そして透明な正義感。内田康夫が作り上げた名探偵を愛す、すべてのひとへ贈る、魅力満載の作品集。

浅見光彦が淡路島の寺で出会った製薬会社の営業マンが刺殺された。

ゾンビになっても未来は明るい。

高知行きのフェリーから男が転落死した。そして2年後、東京・高田馬場で男がマンションから転落死をした。

二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。

照れ屋の正義漢?身勝手な浅見光彦の友人?その実体は?ボクが浅見か、浅見がボクか、軽井沢のセンセが語る本音エッセイ。

見えないけれど、どこにでもいる 植物の妖怪とも称されるウツログサ。

ある時は凧屋の店主、またある時は馬を操る腕利きの岡っ引。 追い求めるのは、父の面影――。

怪異討伐公務員と、異能力を持つ民間人バディ! ファンタジー&ホラー 民間人の小鳥遊(たかなし)と職員の浅倉は林の中で行方不明になった子供を捜していた。

浅見家の菩提寺、聖林寺の鐘の音が夜中に鳴り渡った。

美しい利尻富士で、一人の会社員が不審死した。

念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。

県、肝入りの第三セクターが引き起こした欠陥住宅詐欺問題で、混乱の渦中にある秋田政界。

炭鉱の街として一瞬の栄華をきわめた軍艦島。島で人が亡くなると、隣にある無人島、中ノ島で火葬されたという。

東京都北区に住む彫刻家の自宅から「妖精」が誘拐された!? ブロンズの少女像が忽然と消えてしまったというのだ。

名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に伝わる古い仙台箪笥だった。

新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、旅行雑誌社に入社した冬美は、「GoToキャンペーン」により、先輩記者の関と東武特急「リバティ号」に乗って会津地方への取材に向かう。

”悪人”は、生まれながらに”悪い”のか? 運命に抗う者に救いはあるか。 近未来の東京。