【和田はつ子】
からくり夢殺し: ゆめ姫事件帖9
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このところ市井で暮らしている将軍家の末娘ゆめ姫が、大奥に戻って来た。父将軍の体調が思わしくないのだ。
心おどる雛祭が近づいていたが、ゆめ姫はかどわかされた末、殺されてしまった両替屋の一人息子のことが忘れられず、落ち込んだ日々を過ごしていた。
将軍家の末娘“ゆめ姫”は、このところ、一橋慶斉様への輿入れを周りから急かされていた。
将軍家の末娘“ゆめ姫”は、好奇心が強く、大奥を飛び出し、側用人池本方忠の屋敷で暮らしている。
師走の晦日になっても、池本家の次男・信二郎は眠り続けていた。どうやら信二郎は悪霊と闘っているらしい。
現将軍の末娘“ゆめ姫”は、美しさに加え、聡明で好奇心旺盛であり、生母譲りの常人にはない力を持っていた。
江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。
ゆめ姫は将軍家の末娘ながら、市井の町家に住まって、“夢治療処”を開いている。
桂助は医師国家試験開設に協力を求められ…藤屋桂助は、妻の志保、房楊枝職人で桂助の助手である鋼次夫妻と幕末にアメリカに渡り、最新の歯科医療を学んで帰国した。
次々と発見される女性と幼女の死体。その頭からは、脳がえぐり出され、手足からは、肉がそぎ取られていた。
おいちは十六歳。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父の仕事を手伝っている。
酒吞童子を退治した四天王の末裔は代々、鬼退治の使命を帯びてきた。
深川の縫箔(刺繡)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居(いちい)の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。
深川の縫箔(刺繍)屋丸仙の娘・おちえは「弟子入りしたい」と丸仙を訪れた若侍・吉澤一居に心を奪われる。
父のような医者になりたいと願う娘にぴったりの医塾が開かれることになり、おいちは希望に胸を膨らませる。
不思議な能力を持つ娘おいちは、父・松庵のような医師になるべく、努力を重ねていた。
この世に思いを残した人の姿が見えるおいちの前に、血の臭いをまとった男が現われる。
天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。
政略結婚から少女を救うのは、姫様人形!両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。
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