鬼婆(おにばばあ)
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福島県二本松を舞台に繰り広げられる恐怖の物語。安達ヶ原の人食い鬼女伝説と旧家の忌わしい秘密とが融合したおどろおどろしい物語。二本松出身の高村智恵子が全ての鍵を握る地域密着型御当地恐怖小説といったところだろうか。まあまあかな。 いつもながら、和田はつ子作品はテーマは非常に良いのだが、ストーリーの広がりと展開にダイナミックさが無いのが難点。 | ||||
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蚕が野生のものでなくなって、数千年らしい。時間をかけての交配で品種改良してきたことより、蚕の怨念が人の心に宿り、人を動かし猟奇殺人へと進んでいく。良くある話になってしまったみたい。私は、養蚕の盛んな土地で育ったため、農家の人が蚕でなくお蚕様と呼ぶことを知っています。家のなかで大切に育てることを知っています。同時にあの匂い、さなぎは、繭ごと熱湯の中に入れられること、たとえ羽化しても飛ぶことの決して出来ない蚕蛾、桑の葉をはむあの怖ろしい音。虫が嫌いな私にとっては、この本より現実の方がよっぽど恐怖でした。でも、つくづくお蚕様は、数奇な運命かもしれません | ||||
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