魔神(まがみ)
- 文化人類学者 (12)
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この話の主人公・日下部は大学助教授で、勤務校では食文化を教えているだけあってお料理上手。 そして、彼とともに事件を追う水野は、一族に警察関係者が多くキャリアでありながら、35歳でまだこれといった役付けになっていないほど(女性だからという要素もあるが)、上司の命令や組織内のルールに従わない一匹狼タイプ。私はこのやや神経質な日下部と行動的で男前な水野のコンビが好きです。 今回でもこんなくだりがあります。 「彼女(水野)の家は寝るだけのところで、寝酒をたしなむコップしか食器は存在していなかった。つまりわたし(日下部)のところを食堂にしようとしているのだ。水野はめったにわたしのところへは来ないが、来る時は必ず食事が目当てだ」このような関係のふたりです。 面白そう、と思った方、是非トライしてみて下さい(日下部&水野シリーズの第1作目はこれでなく、文庫になってます)。しかし、神経質で来る者を制限しつつも仲良くなると結構甘い日下部ですらいつか怒って絶縁しちゃうのではないかとハラハラするほど、水野の性格はきついので、そういう女性がだめな人にはオススメできません。 ストーリーも、謎が謎を呼ぶ感じで、なかなかスピーディーですよ。 主に食文化の民俗学の話もからんできて、興味深いです。 | ||||
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