【千野隆司】
鉞ばばあと孫娘貸金始末 まがいもの
他に見られている小説
このミステリに興味がある人は、以下のミステリも見ています。
金貸の鉞ばばあお絹から金を借りた商家の主が首を括って死んだ。孫娘のお鈴は、残された妻子のため、真相を……。
知恵と根性で理不尽を跳ね返し、札差の世界で奮闘する若者の出世成長譚!百両の“賄賂”が奪われた! 公に出来ない大金を巡って、札差笠倉屋に激震が走る。
武家社会の中で江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍の狼藉がもとで両親を亡くし、札差・笠倉屋で小僧奉公をすることに。
正紀の近習植村の嫁取り、待望の世継ぎ誕生と、慶事が続いた高岡藩井上家。
藩と領民が力を合わせ「国替え」という最大の難事を乗り越えた高岡藩井上家。
真心を学び、患者と向き合う少女の感動の成長物語!「お父つぁん、おっ母さん、もうすぐ私もいくからね」流行り病で両親を亡くし、奉公先のいじめに耐えきれず、川に身を投げたお葉。
自分を苦しめた相手を癒すーー。お葉が挑む、医療の険しい道。
美濃御丈藩藩主の正室・彩智は美貌のうえ、剣の腕も天下一品。
四代将軍家綱の法要の折に、二人組の侍に襲われていた身なりのいい武家の男児を助けた北町奉行所与力の山野辺に頼まれて、高岡藩上屋敷で男児を預かることになった正紀。
ある時は凧屋の店主、またある時は馬を操る腕利きの岡っ引。追い求めるのは、父の面影――。
造酒額厳守の触が出されているなか、天領の村から手に入れた二升の酒によって窮地に立たされてしまった高岡藩井上家。
亀之助の一件を機に、加賀百万石の前田家と縁を結んだ尾張一門。反定信派の勢いが増すなか、公儀は『造酒額厳守』の触を出す。
関所破りは磔が定め。武州栗橋の関所で偽造の往来手形が発覚、諸国放浪の絵師土田半左衛門が捕らわれた。
大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。
廃嫡を目論む正棠や浦川たちの奸計に嵌まり、蟄居謹慎を余儀なくされた正紀。
浦川や正棠たちの企てを打ち破り、無事高岡藩主の座に就いた正紀。
順調に進む菩提寺改築の一方で、あちらこちらで一揆、打ち壊しの話を聞くようになった。
幕末、名高い道場主の息子でありながら次男であるが故にその才を隠し生きてきた伊織。
廻船問屋戸川屋から借金百二十七両の返済を求める書状が届いた。戸川屋のひとり娘は、元国家老園田頼母の妻女だ。
風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー!霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。
江戸・三十間堀の小さな町道場が、怪しい証文を盾にした男たちから狙われている。
同日に起こった三つの難事件。若い男女の駆け落ち、問屋の強盗事件、付け火と焼死体。
御留守居役を勤める五千石の旗本・坂東の側室綾乃は、坂東に酷い仕打ちを受けていたが、雪の降るある夜、意を決して家を飛び出した。
幕府御徒組頭の寺西封元は、突然、老中首座の松平定信に呼び出された。
先代藩主正森の頃から三十年にわたって仇を追っているという高岡藩の下士と出会った正紀。
正国のお国入りは無事済んだものの、今度は八月の参府の費用捻出に頭を抱える正紀たち。
正国の奏者番辞任で反定信の旗幟を鮮明にし、同じく反定信派の大奥御年寄滝川と急接近した尾張一門。
反・松平定信ということで急接近した尾張徳川家一門と将軍付御年寄・滝川。
定信が発布した棄捐令(徳政令)に歓喜の声を上げる旗本、御家人だったが、その喜びも長くは続かなかった。
武士が民の頂に君臨せねばならぬという松平定信の施政に疑問を抱きつつも協力してきた尾張徳川家一門だが、尊号事件を契機に定信政権との訣別を決める。
正紀と京のあいだに子が生まれ、正紀の親友、山野辺には許嫁ができた。
高岡藩では、河岸のさらなる発展のため納屋の普請を検討したが、先立つものがない。
海賊船は正紀らの活躍で退治したが、一味の幹部と悪徳商人は捕縛の手を逃れ、米俵四千俵とともに行方をくらましていた。
藩主井上正国の奏者番就任を祝って、狩野派の掛軸が贈られてきた。ところが、目利きの和によれば、掛軸は真っ赤な偽物。
血と汗を流して江戸への廻米を果たしたものの、米価高騰は続いている。
江戸の米価高騰を解消すべく、老中・松平定信が廻米の触を出した。だが、不作、凶作のなか余分な米など誰も持ってはいない。
浄心寺改築で己の懐を肥やし、なおかつ正紀、正広を世子の座から追い落とそうと、正棠一派が悪巧みを進めていた。
浜松藩井上家本家が、菩提寺である浄心寺改築のため、分家である高岡藩井上家、下妻藩井上家にそれぞれ金二百両の供出を言い渡した。
凶作のため高岡藩の米収穫高も例年の七割しかなく、藩財政がさらに困窮することが予想された。
一俵でも禄高が減れば旗本に格下げになる、ぎりぎり一万石の大名、下総高岡藩井上家に婿入りすることになった竹腰正紀はまだ十七歳の若者だ。
将軍御目見の旗本・香坂家へ婿入りし、新御番衆として、江戸城へ出仕する身分となった藤吉。
旗本の小出家で、上役の悪辣な妨害にも負けず職務と武芸に励む川端藤吉。
大身旗本への奉公替えで更なる出世を果たした川端藤吉。俸禄も上がり、前途洋々かと思われた。
百姓から憧れの武士へと出世した藤吉に、中小姓として俸禄と姓が与えられた。ある日、奉公先である永穂家の家宝が盗まれる。
上州の水呑百姓の家に生まれた藤吉は、下男奉公先で米作りや馬の世話、雑用など何でもこなす毎日を送っていた。
家禄三百五十石の旗本家の次男だった角次郎は米屋の大黒屋に婿入りした。
旗本家次男の五月女角次郎は、縁あって舂米屋の大黒屋に入り婿した。
旗本家の次男、大曽根三樹之助は家を飛び出し大繁盛の「夢の湯」に居候している。
産婆のおりきと南町奉行所定廻り同心早瀬惣十郎の養子・末三郎は、ある日、鉄砲洲稲荷で苦しんでいた身重の女を助ける。
霊岸島にある酒問屋の大店“泉州屋”の主・鐘左衛門が妾宅からの帰途、刺客に襲われた。