罪を犯さぬ人などいようか 罪を赦すことなく、そのまま抱いてこそ魔道師なのだ 市井に生きる魔道師たちの生き様を描いた文庫オリジナル短編集 巻末にコンスル帝国の神々に関する資料を付す 本の魔道師ケルシュが町で拾った少年は、狐に似た獣を連れていた──「ジャッカ

火の時代、絶望の時代が近づいている。戦が始まる。

９歳の少女スーズは、子どもたちを襲う怪物グリフィンから村を守るため、ひとりで旅に出る。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、 新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。

魔導士の訓練校ネレイス城は幽霊が出るといわれていた。夜になると目撃される不気味な幻、人が消えるという噂……。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

江戸国からの阿片流出事件について、日本から査察が入った。団長は大御所議員の印西茂樹。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。

風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー! 霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

ある年のハロウィーン前夜、ジムとウィル、13歳の2人の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。

ときは文政、ところは江戸。ある夜、中村座の座元と狂言作者、６人の役者が次の芝居の前読みに集まった。

伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。

読めば、本編が100倍楽しめる! 推しキャラのエピソード満載の番外編。

高校生・久遠空々梨（くどう・くくり）の下校途中、いきなり巨大隕石が地球に直撃！　全人類は一瞬にして滅亡した！！――目を覚ますとそこは隕石衝突の三日前。

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。

遠未来、天の川銀河の知的生命体は“連合”を結び、人工知能文明“知能流”に対抗しつつ辺境の恒星系を調査していた。

1度限りの大トリック！ たった1度の大トリック！劇中の殺人は真実か？ 俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。

台風一過のニューヨークで、13歳の少女の遺体が発見された。

「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。

淡路島で母を看取った百花。満月の夜、散歩に出かけると、閉まっているはずの遊園地に見知った猫が入っていき……。

数えで12歳となった白菊丸は、今日、母と離れ寺へと入る。

独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。

１５０年前に植民されたドルドラ星系の惑星シドンには、人間のような知的生命ビチマが存在した。

203X年3月、JAXA公募幹部として航空自衛隊宇宙作戦群に所属する加瀬修造三等空尉は、衛星とデブリの異常機動を観測する――

精神病院に収容された男が口にしたのはクトゥルーのルルイエ語だった。

ここが想像力の最高到達地点。

舞台は、占いやまじないなどのスピリチュアルが科学と逆転した日本。

英国留学中のリセは、十九世紀に建てられた「ブラックローズハウス」でのパーティーに招かれる。

狂機誕生 家事 殺人 絵画 強盗 経営 すべてをこなすロボット、それがチク・タク もはやロボットを使うことは当たりまえになった。

律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。

政略結婚から少女を救うのは、姫様人形! 両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。

湖に転落した高校生のナギは、獣人の姿で目覚める。

「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平。

平安怪奇ロマン「暗夜鬼譚」のオールスター(綺羅星)がてんやわんや(群舞)する爆笑短編4連発! 怪事件&珍事件のオンパレード!

治癒の力をもつ少年コルネーリオが見つけた瀕死の男は、フィレンツェ共和国政府の要人の一人、芸術家ミケランジェロの密偵で、故国を救うために万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが隠した兵器の設計図を探していた。

『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』など数々の名作を遺した鬼才シャーリイ・ジャクスン。