今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。

京都、下鴨―。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風は、その場に居合わせた高校生の錬とともに咄嗟に犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。

真実は絵の中に。呪いの絵画をめぐる美術ミステリー! 英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。

高校入学式の朝、荒谷伊澄は駅のホームでひったくり犯を捕まえた。

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。

独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像。英国で図像学を学んだ千景は、祖父の死を機に日本に戻ってきた。

仙台の大学に通う青年・支倉爽太は、人には秘密にしている過去があった。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

京都の陰陽師、出張します! 恋と不思議の大人気シリーズ第9弾! 関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

天然キャラの凜田莉子が、その振る舞いとは反対に信じられない鑑定眼で難事件に立ち向かう『万能鑑定士Q』。

高校三年生になり、大学受験も意識しだした葵。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

大学二年生の五月。二十歳の誕生日の記念に、清貴と葵は“九州・超豪華寝台列車の旅”に行くことになった。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ー書下しし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

高校を卒業した葵は、無事、念願の京都府立大学に合格。

小春と澪人が住む京都に異変が!? 大人気はんなり不思議ミステリ新展開! 二度目の春、京都では不穏な事件が続発するようになり、澪人は小春や朔也たちと対策チームを結成する。

一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。

「懐かしい三羽の小鳥たちへ。

ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。

『後宮の烏』の著者が描く和風アリスファンタジー! 「早くわたしを見つけて」 禁忌の庭に住む少女と、優しすぎる探偵が解く、切ない秘密。

大人気シリーズ「京都寺町三条のホームズ」の公式読本が、ついに登場!これまでにシリーズに出てきた京都のスポットやグルメを清貴が案内する「舞台案内」、カラー写真でおくるスポット紹介、イラスト付きキャラクター紹介&誕生秘話、葵の誕生日パーティーの夜を描いた書き下

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの7月。

清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

怖い話好き集まれ!怖いのに元気になれる、オカルトお仕事物語! 新垣澪は、元気が取り柄の新入社員。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

僕は春が嫌いだ。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

歴史に名を刻む、2人の少年が出会う――! 時は室町。

小春が京都・祇園の祖母宅にやって来てから約1年。

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」では、シェフ・麻野が美味しい日替わりスープを提供し、お客の悩みを優しく解決してくれる。

『蔵』でアルバイトを始めて一年。

ある３月の週末、ＳＮＳ上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

澪人が作った対策チームの頑張りによって京都に平和が戻り、小春たちはミステリー研究会としての活動を再開した。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

久瀬学が嫌な胸騒ぎを覚えたその日、一人暮らし先のマンションにかつての親友で、三角関係のもつれから気まずい別れをしたままの金森信治が五歳のタケルを連れてやって来る。