張翠蘭は、お洒落や化粧より剣を振り回すことが好きな男装の妃嬪だ。

関口の“弟子"から映画館に繁栄をもたらす妖怪・桟敷童の噂を聞いた榎木津は、下僕を従え妖怪探しに乗り出した。

その夜、義宗帝は翠蘭に華封国の隠された成り立ちと秘密を語る。それは「華封は呪われている。

歴代の皇帝の魂が祀られている霊廟を訪れた翠蘭と義宗帝。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

1月の仕事始めの日、『城之内相談事務所』に前世を知りたい、という少女・梓が現れる。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

Mr.キュリーこと沖野春彦が、なんと被害者に!? 事件に立ち向かったのは春ちゃんラブのイケメン俳優・美間坂剣也。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

『蔵』でアルバイトを始めて一年。

雑誌記者の勝村は、下北沢の夜道で男に絡まれていたところを、謎の女に助けられる。

『このミステリーがすごい! 大賞シリーズ最新刊! あいつは死神だ。もしあいつが学校に出てきたら、また人が死ぬぞ――。

ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。

一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

大人気シリーズ「京都寺町三条のホームズ」の公式読本が、ついに登場!これまでにシリーズに出てきた京都のスポットやグルメを清貴が案内する「舞台案内」、カラー写真でおくるスポット紹介、イラスト付きキャラクター紹介&誕生秘話、葵の誕生日パーティーの夜を描いた書き下

驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

高校を卒業した葵は、無事、念願の京都府立大学に合格。

久瀬学が嫌な胸騒ぎを覚えたその日、一人暮らし先のマンションにかつての親友で、三角関係のもつれから気まずい別れをしたままの金森信治が五歳のタケルを連れてやって来る。

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

言葉の真偽、虚実を瞬時に判別できてしまう。それが臨床真実士と呼ばれる本多唯花の持つ障害。

美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンをオトリにした連続詐欺事件が発生。

王は夢を叶えてくれるはず。だが。

「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。

澪人が作った対策チームの頑張りによって京都に平和が戻り、小春たちはミステリー研究会としての活動を再開した。

高校三年生になり、大学受験も意識しだした葵。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

親元を離れ、奈良で大学生になった八重。それを追うように天才和裁士・琥珀は近くで着物の店“旧暦屋”を開いた。

京都の陰陽師、出張します! 恋と不思議の大人気シリーズ第9弾! 関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。

『後宮の烏』の著者が描く和風アリスファンタジー! 「早くわたしを見つけて」 禁忌の庭に住む少女と、優しすぎる探偵が解く、切ない秘密。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

恭国は、先王が斃れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

【第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作】仙台の夏の夕暮れ。

夏休みも終わった9月。清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。

清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。

怖い話好き集まれ!怖いのに元気になれる、オカルトお仕事物語! 新垣澪は、元気が取り柄の新入社員。

東京谷中に居を構える白藤晴には、骨董品と浅からぬ因縁があった。そんな彼のもとに持ち込まれた骨董贋作にかかわるトラブル。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

第一次世界大戦直後のロンドン。クールな青年医師デリックは、戦地で傷を負って以来、検死官として働くように。

丸の内の巨大企業「吉原不動産」。突如、後継者候補に名乗りをあげたのは、幽霊物件再生部署、第六物件管理部部長の長崎次郎。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。

女子大生・八重がバイトに通う奈良の着物店〈旧暦屋〉では、七夕が近づき、浴衣イベントの傍ら、寺と提携し古裂（こぎれ）を使ったお守りを売り出した。

人は、自分の悲しみのために涙する。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

京都に張られた護りの結界の補強に向けて、小春たち対策チームは準備合宿をすることに。

閑静な住宅街、四階建てフラットの最上階で高齢女性の絞殺死体が発見されたとの報を受け、モーズビー首席警部率いる捜査班は現場に急行した。

遠野の老舗旅館「迷家荘」の番頭として平穏な日々を過ごしていた司貴の元に、突然担当編集者が会いに来た。