草食男子大学生、森司に訪れた試練。それは簿記の試験と、美少女こよみへの片想いを妨害する昔なじみ(男)。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

城下町・七凪町にある骨董店で、職人見習いとして働く荒木堅吾。

大学祭間近の雪越大学。霊感系大学生の森司は、美少女こよみに焦れったい片想い中。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。

同級生・壱の真っ直ぐな想いに、つれない態度をとってしまう晶水。

平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。

高校二年生になった正太郎。

大学生が一番ときめく季節、夏。

ゴミ屋敷にはなんでもあるんだよ。ゴミ屋敷なめんな―特殊清掃員の俺は、ある一軒家の清掃をすることに、期間は2日。

15歳のとき、ある組織から「先導者」として認可された“わたし”。

年の瀬も押し迫ったある日、オカルト研究会に奇妙な依頼が。絵画愛好会主催の、卒業生のための展示会。

北海道は旭川。僕、正太郎は、骨を偏愛する美女、櫻子さんと、担任の磯崎先生と共に、森へフィールドワークへ出かける。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

他人の夢に潜る「夢見」能力をもつ高校生の壱。事故で母親を失い、悪夢に悩まされていた同級生の晶水も彼に助けられた一人。

全てに無気力な私が拾った小さな蟹。何でも食べるそれは、頭が良く、人語も解する。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

あああ―悲哀に満ちた泣き声とともに箱の中から現れる妖怪・箱女。

この朧月市は、妖怪たちを封じ込めるために作られた自治体なんだよ―亡き父の遺志を受け継ぎ、晴れて公務員となった宵原秀也は、困惑した。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

15歳の「私」の主人は、数百年に1度といわれる呪詛の才を持つ、驕慢な美少女。「お前が私の玩具になれ。

東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。

骨が大好きなお嬢様、櫻子さんが、僕、正太郎の高校の文化祭にやってきた! けれど理科室でなんと人間の骨をみつけて……。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

妖怪嫌いなのになぜか「妖怪研究同好会」に所属中の皆人。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。

怪しい健康食品会社に勤める真城は霊が視えてしまう特殊体質。気味の悪い霊の出現と毎日の仕事にウンザリしていた。

正太郎の家の前に置かれたカラスの死体。誰が、何のために…・・。

高校に入学した皆人が出会ったハル先輩は、筋金入りの妖怪マニア。

美術大学に入学した内気な男子、道郎は、おかしな先輩・桧垣に誘われてホラー映画を作ることに。

幽霊が視えてしまう体質の大学生、八神森司。その能力を生かし(?)、オカルト研究会で、美少女こよみに密かに片想い中。

悪夢に悩まされるスタイル抜群の女子高生・晶水。クラスで孤立した彼女に、なぜかまとわりつくお調子者の同級生・壱。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。

自治体アシスタントとしての勤務もあとわずか。

市立高校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

「この想いをあなたに伝えることをお許しください」―。夏休み、海釣りに出かけた皆人達は奇妙な恋文が入った小瓶を拾う。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

“キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードってぇ名前は、俺様が付けてやったんだ――” 今から六百年ほど前、今はもう滅びた国に『うつくし姫』と呼ばれる女の子がいました。

遠い海を越え、ついに辿り着いた新大陸で巻き込まれたのは、新世界の成功を象徴する高層タワーで起きた爆破事件! そのとき、タワー最上階のヴィクトリカと、地下の一弥は――! ?大人気ミステリ新シリーズ、第二弾!

傷心の妖狐高校生。沢崎瞬太の夏休みは今年も補習とともに始まった。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

「帰ったら、2人で旅行しよう」。突然、東京の兄さんからきた連絡。