千葉県警捜査二課係長の結城は贈収賄事件の内偵中に妻を失った上に、いわれなき告発によって、捜査の指揮権をも奪われてしまう。

捜査一課から地元の武蔵野中央署へと転出した刑事・瀧靖春は、旧友の長崎から姪の恵が行方不明になっていると相談を受けた。

母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

1963年、五輪前夜に人知れず計画されたクーデター。2013年、警察を翻弄する連続毒ガス事件。

情報こそが金を生む時代が、すぐそこに迫る1983年東京。

殺人者は、いつの時代にも存在する。

掏摸や詐欺師を追うなんて俺の仕事じゃないと思ってきた。

バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。

新潟県警捜査一課長だった父が死んだ。葬儀の翌日、一人の男が了を訪ねてくる。

ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。

連続少女誘拐殺人事件の犯人・間島を逮捕し、解散が目前に迫った捜査本部。

西八王子署管内で代議士が不審死。充分な捜査もせず警察は事故と断じた。

刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。

本の街、アウトドアの街、楽器の街…。いくつもの顔を持つ東京・神保町を震撼させる惨殺事件が発生した。

松城署の同期の刑事2人、桐谷と高坂。高坂は収賄容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放。

視察のため来日したニューヨーク市警のブラウンには裏の目的があった。東京で失踪した旧友を個人的に捜すのだ。

私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。

大学陸上部で同級生だった三人が、オリンピック男子マラソン代表・最後の一枠の選考レースに出場する。

世田谷署の刑事・樋口彰は、争い事が嫌いで、誰かとぶつならないように一歩いているところがある。

NY市警で研修中の了に届いた凶報。恋人の息子・勇樹がバスジャックに巻き込まれたという。

皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。

日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。

高校教師の西尾は、突然退学した生徒を探しにその街にやって来た。「臆病なんですよ、俺は。

最愛の妻を失った大友鉄をめぐるアナザーストーリー 初めて明かされる「アナザーフェイス」シリーズの原点。

「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。

西八王子署管内で言葉を喋らない少年が保護された。だがある日、彼は失踪。

定期的に食事はするが、踏み込まない。響子とは二十二年、そうしてきた。

捜査一課・追跡捜査係の沖田大輝とかつて強行犯係で同僚だった、刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。

神奈川県警を辞し、探偵事務所の看板を掲げたものの相変わらず、無聊をかこつ真崎薫のもとに、プロデューサーの矢吹調を捜して欲しいとレコード会社の中山秋穂が訪ねてくる。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

タクシードライバーの浜田英二のところに、ある日一人の女性がやって来る。ミラーごしに見た懐かしい面影。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

捜査一課の一ノ瀬拓真は、異動してきたばかりの係長・大城に苦手意識を抱いている。

さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の若林警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。

老スリに隠されていたアナザーフ

神保町で、強盗放火殺人事件が発生。容疑者にスポーツ用品店店長の渋谷が浮上する。

警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。

服役中の男の告白――墨田区の不動産業者の強盗殺人事件は、意外なところから容疑者が浮かび上がった。

大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に―― 父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。

恋人の里香に会いにストックホルムを訪れた戦場カメラマン・鷹見の目前で、彼女の勤務先である国際言語研究所が爆破された。

富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。

大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。

海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。

同じ中学に子供が通う保護者を狙った連続殺傷事件が発生。刑事総務課の大友鉄も捜査に加わるが、容疑者は二転三転。

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下の女性刑事・秋穂。