100人館の殺人
- 100人館 (1)
- クローズド・サークル (178)
- 衆人環視 (67)
- 館 (42)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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100人の容疑者。これだけで手に取ってもらえる作品のキャッチとしてはアリですね。 | ||||
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ミステリのいろいろなガジェットを使った遊び心満載の快作。初めに登場人物一覧があり館の主の親族が21名。招待客が63名。使用人が29名。その他に5名。すべてに名前があり職業等が記載してあるのが笑ってしまう。 | ||||
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前作「学園島」のインパクトに比べるとやや消化不良気味。100人の容疑者がいる館で起こる連続殺人というので期待しすぎたのか、どうせやるならもっと100人を一人一人描くような大長編にして欲しかった気も(笑)本格ミステリの意味を問うといっておきながら単に現代風本格に見立てたに過ぎなかった気もするし、「学園島」では爆発していた萌え要素もメイドさんが登場するにも関わらず控えめだったのも残念。唯一メインの奇抜な密室殺人トリックには「さすが」と唸らせられたので、島シリーズの今後に期待! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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冒頭の登場人物紹介も100人以上記載と容疑者が100人いるという本格ミステリーのお約束を茶化したギミックなのだが、同じような容疑者が多くいてしかもアリバイが完全という麻耶 雄嵩氏の木製の王子とかの見事なトリックとしての使用法と比べると、本書のこれは単なる思い付きレベルで終わっている印象だ。 基本、この100人の容疑者というギミックがただそこにいた人数が100人だったという意味しかなく、密接にトリックや事件と絡んでいないのは頂けない。 トリックも基本ギャグミステリーだとしてもバカバカし過ぎるのに、いまいち突き抜けた印象を与えない。 そして基本ユーモア系なのに事件は残虐陰惨というのもチグハグさを強調してしまっている。 事件の構造の基本アイデアはこの著者の2作目の豪華客船エリス号の大冒険と同趣向である。 100人館というせっかくの面白いアイデアをどうもうまく料理できなかった印象が拭えない惜しい作品である。 | ||||
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よし、これでこの著者の作品、全部読みました。 一作目の『雲上都市の大冒険』では強烈な密室トリックがありましたが、そのほかの作品は、密室とかアリバイトリックではなく、どんどん人が殺されて、色んなことが起こりまくって読者を引っ張っていくという特徴があります。筆致が軽いので、別にハラハラはしませんが、やはり読みやすいのはこの作者の最大の武器でしょう。真相はあいかわらず非常に込み入っていて、「わかるか、そんなもん!」という感じ。よく考えるもんだ。 陸の孤島と化した館に100人もの人間がいる意味は、あまりありません。 この作品唯一のトリックも、初見でわかりました。 後半はたたみかける展開なので一気読み。 けっこう楽しかったです。 | ||||
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ユーモア・ミステリーがあるように、ギャグ本格があっても良いはずです。この作品で作者は、本格ミステリーのトリックや小道具をちゃかしながら、本気で読者を楽しませようとしています。大笑いしながら読むのが吉。 | ||||
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あらすじ 大富豪の館でメイドとして働く妹から届いた意味深なメール。 妹思いの神尾は名探偵・西園寺と共にその館を訪れるのだが 彼らを待ち構えていたのは奇妙な事件の連続だった。 一本しかない橋の爆破、衆人環視下での不可解殺人、 いかにもなお約束的事件とは裏腹に、 この館には容疑者が100人もいて・・・ 感想 別に100人もいらないじゃんとは言い切れないけど 作者自身が100人ネタを持て余しているような気がします。 たぶん、そんなこと百も承知で挑戦したかったんでしょうが。 好きだから意地悪をしたくなるのが、男の子の悪い癖。 なら、山口さんの悪い癖は、 好きだから茶化しちゃうところなんでしょう。 この好きゆえのお茶目を楽しめるか否かで 本作の印象はガラリと変わると思います。 もちろん、管理人はOK派です。 さりげない出来事から犯人を導くスマートさあり (と同時に、おバカなトリックも共存してますが) 読んでみると意外と真っ当な本格ミステリー。 濃い口が嫌いじゃないなら・・・ 読んでからの一言 レイザー・ラモンかと思ったら、バルタン星人だったよ。 | ||||
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