ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件

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種別
長編
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あらすじ

2009年04月20日 ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))

ミステリ作家にして名探偵エラリー・クイーンが出版社の招きで来日、公式日程をこなすかたわら、東京に発生していた幼児連続殺害事件に関心を持つ。同じ頃アルバイト先の書店で五十円玉二十枚を千円札に両替する男に遭遇していた小町奈々子は、クイーン氏の観光ガイドを務めることに。出かけた動物園で幼児誘拐の現場に行き合わせるや、名探偵は先の事件との関連を指摘し…。(「BOOK」データベースより)

評判

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件の総合評価:

5.83/10点 レビュー 12件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

若竹七海ファン必読

北村薫ファン必読(もちろん)、EQファンも必読。そして何故か(笑)若竹七海ファン必読。

要するに本格好きなら読みましょう!

わざわざ翻訳推理小説の文体を使って、国名シリーズの「遺作」を書いてしまったというのが内容です。EQ来日時の日本の推理小説ファンの熱狂ぶりがうかがえますし、この人なしに日本の推理小説は語れないというあの大家も姿を見せます。

何よりうれしいのが、一冊の中で「初期」と「後期」の両方の推理スタイルが楽しめることでしょう。やっぱり北村薫は凄い。しかも、原作者相手に「初期」のスタイルで堂々と作品論を展開するのが若き日の若竹七海嬢! おまけにEQと一緒に探偵役までこなしてしまうという… ここまでいい目に遭うと、若竹さん、EQファンのねたみを買わないか逆に心配になるほどですよ(笑)
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6)) Amazon書評・レビュー: ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.10
(3pt)

クイーンについて

2005年に出た単行本の文庫化。
 第六回本格ミステリ大賞の評論・研究部門を受賞している。
 クイーンが来日時に事件に巻き込まれ、解決していたという設定を使った推理小説である。クイーンが帰国後に自身の体験を小説化していたが、諸事情から出版されず、未発表原稿が見つかったのを気に日本語訳されたという形式を取っている。
 かなりクイーンぽく、翻訳調の文体も遊び心に満ちていて楽しい。
 しかし、ミステリとしては面白くない。
 評論・研究として賞を受けているとおり、本書はひとつの「クイーン論」でもある。良く考えられているし、目から鱗といった指摘なのだが、それを小説としてまとめる必要があったのかどうか・・・。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6)) Amazon書評・レビュー: ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.9
(2pt)

「内輪ネタ」の商品化

クイーンの良質なパスティーシュが読めるかと思って期待したのだが、ふたを開けてみれば何のことはない、クイーン大好きおじさん(かつては若者)たちの昔話と道楽に付き合わされてしまった。

特筆すべき感想もそんなにないが、『シャム双子の謎』と国名シリーズがどうのこうのという考察には、なるほどねと思った。話としては、動物園での誘拐事件が未遂に終わる理由に、へえと感心した。

しかし芸能人にしろ作家にしろ、有名になると「内輪ネタ」も商売になるのだなあ、と思わずにはいられない。でも本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉受賞って…小説じゃないんかい! という話だが。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6)) Amazon書評・レビュー: ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.8
(2pt)

最後まで日英言葉遊び

五十円硬貨ネタの架空話だという事は、若竹先生の「競作 五十円玉二十枚の謎」の話で知っていたので(目次には例によって戸川さん、法月先生と同面々)。

ヒロイン(?)奈々子他の生い立ち(おさらい)、エラリーの行動、作者のネタ出典・英訳注釈・個人話と大きく三~四の場面切り替えが同時並行し序盤は読み辛かったです。

前半で場面切り替えとしてヒロインを挟みつつ延々エラリーの来日後の活動記録(意見交換といった、作家としての講演活動程度、ずっと英語、日本語の言葉遊び)。

やっと本題に入るのが半分を過ぎた頃。ここまできてようやく例の五十円硬貨ネタを依頼。

この際、「浅見光彦」のように、北村先生ご自身が作中人物として顔を出してヒロインを食って欲しかった(同時並行のゴタゴタも、どちらもエラリーを前に「俺が俺が」なんだと無事解決)が残念でした。

「上野の動物園」や被害者児童の落書き、歌舞伎……さる謎の先生は「空飛ぶ馬」もさることながら、まるで上から写し紙を載せて線をなぞる様に先生の作品を隣に置いて一生懸命書いたのだなと微笑ましく思いながら楽しませてもらいました。生温かい目で「そろそろ動き辛くなってくるだろうし、ここまでバレバレなんだから、そろそろ仮面を剥いでみたら? 先生は読者の夢を守りたいんじゃなくて(女性)読者の強さを信じていないんだよ(その決して認めないグズグズしたところで、男女共、どちらか分かるんだよ)。読者以上に執着しているのは先生自身なんだよ」のジャブ一つ位入れつつ、さる謎の先生を生温かい目で見守って頂けると幸いです。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6)) Amazon書評・レビュー: ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.7
(5pt)

Very nice

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ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6)) Amazon書評・レビュー: ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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