真夜中のタランテラ
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この作者の石の繭を読んで面白いと思って、別のを読んでみようと思ったのですが、ごめんなさい、登場人物にあまり感情移入できず、ストーリーが頭に入ってきませんでした。 最後の動機も私にはちょっと無理無理な設定で、これは逆恨みというのでは?と思い、納得できるところがありませんでした。 よかったのは、義肢を使っている方々の生の声です。皆さん、泣くとかそういうことではなく、ふつうの生活を送っているということが、とても印象に残りました。もしかしたら自分も使うようになったりすることもあるかもしれませんが、この方たちのように自然に生きていきたいと思いました。幻肢痛、小説で何回か読みましたが、本当にこわいです。それが名残ということなのかな… | ||||
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ひどい内容の社会派ミステリー。義手・義足に焦点を当て社会的な関心を引いたということがもし評価されるなら、ユーザーや義足技師は殺人犯か被害者でなければならないとでも言わん内容。簡潔に言えば非常に後味が悪い。悪すぎる。いくら社会的弱者がより弱い立場にいる人間を虐げることが現実問題として存在しているとしても、それをそのまま殺人に結び付けてどうする?筆者のことはよく知らないが、彼が健常者であればまさに作者という神の立場を利用して障がい者を金儲けの手段にしているとしか思えない!すべての社会派ミステリーがそうとは言わないが、もう少し当事者のおかれた立場を考えるべきだろうと思った。 | ||||
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医療物が大好きなので、何となく手にとった。基本はアンデルセンの童話「赤い靴」になぞらえた殺人事件を追うミステリーだが、こちらははっきり言って、犯人がすぐにわかってしまうし、動機が弱い気がしたので、それだけだったら星三つといったところ。 だが、前の方も書いておられるように、義肢についての薀蓄はおもしろかったし、「身体完全同一性障害」という悩みを持った方々がおられるということも初めて知った。 以降は擦れ切った本読みの邪推だが、探偵役の鴇圭一郎氏、名前の凝り方といい、やたらと顔が広いという設定といい、シリーズになりそうな気配。追いかけてみる価値は十分あり。 | ||||
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帯にある「義足のダンサーの死」という言葉に惹かれて買いましたが、作者は義足のことをかなり細かく調べて書いています。わたしのまわりに義足を使っている人はいませんが、読んでいくうち「なるほど‥‥」と納得するところがいくつもありました。特に主人公の妹である奈緒の生活シーンはけっこうリアルです。 前半そういう流れなので、いわゆる「お勉強ミステリー」かな?と思って読んでいたのですが、ラストに緻密な推理の積み重ねがあってかなり驚かされました。流して読んでしまったところをもう一度読み直すと、ちゃんと伏線があって唸らされます。謎解きはけっこうボリュームがありますが、一気に読んでしまいました。 義足のトリックを作るだけではなく、「人間にとって義足とは何か?」というテーマを書いているところに好感が持てます。義足をここまで使い込んだミステリーはたぶん他にないでしょう。 社会派とか本格派とかの枠を越えて楽しめる本だと思います。 | ||||
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