砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

2009年02月25日 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは序々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日―。直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。(「BOOK」データベースより)

評判

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの評価:

6.33/10点 レビュー 6件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.33pt

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの総合評価:

8.49/10点 レビュー 185件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(7pt)
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの感想

「ぼくはですね、人魚なのです」

ちょっと頭のおかしな転入生が入ってきて物語は進んでいく。

冒頭の殺人事件の記事。
1ページ目から藻屑は死んでしまうのだと理解した状態で彼女の1ヶ月の出来事を追う。

<あたし>だけでなく、周りも変化していくところが良かった。
初読みだが、面白かった。


▼以下、ネタバレ感想

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りゅかさん
DSQDHULA
No.3
(7pt)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの感想

不思議な読後感を得る作品です。重くもなく軽くもなく、何が心に残ったのかうまく言えないのですが、タイトル文を借りると謎の弾丸で撃たれた気持ちであるわけで、何かを受けた気持ちになっています。

結末は冒頭にて明かされており、その内容は単語としては悲劇なのですが、本書を読んだ後だと単純な悲劇だけでなく救済とも感じられます。が、この感覚は読者によって見え方が変わるでしょう。

他者の感想によって、本書の感じ方が影響を受けるわけでも無いと思います。何となくですが、作中にでてきた心理テスト同様に本書を読んでどんな感想を描くのかで心理面が覗かれそうな気持ちになりました。

私自身、作品を読んでどう思ったかと言うと、主人公の山田なぎさや、海野藻屑ともどもには、何とも思わずそういう世界に触れたのかなとか、義務教育を終えるまでは誰かに依存する事になり、自己や自由を手にする事ができない為、設定された環境の中でどう生きるか考える必要があるな。とか思っている次第でして、これは無関心や他人事のような心理を分析されたような気持ちになりました。

読む時期によって得られるものに変化が起きそうです。
同世代の学生なら、子からの視点で選択肢のない無力感を味わい、大人の視点では手段の知識を得ていても実現できない無力感を感じるのでしょうか。と、これも人それぞれの感想だと思います。

なんとも不思議な文学作品を味わいました。

egut
T4OQ1KM0
No.2
(8pt)

切ない

読みやすく瑞々しい感性が伝わる文章でした。桜庭一樹さんの小説は初読ですが、これからも他の作品を読み続けたくなりました。

▼以下、ネタバレ感想

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tacu
GWKVNW0Y
No.1
(8pt)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないの感想

タイトルの意味が分かるとそれが心に強く残る。脇役である担任の先生と山田友彦が重苦しくなりそうな読後感を緩和している。

水生
89I2I7TQ

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.179
(5pt)

砂糖菓子のピストルの意味深い

新聞の投稿欄で知り、読んでみようとと取り寄せました。家庭の問題など盛り込まれ、あっという間に読んでしまいました。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)より
4044281041
No.178
(1pt)

つまらない

普段普通の小説読んでる人はなかなか厳しいかも。つまらない。若者向けのアニメ見てる感覚
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)より
4044281041
No.177
(4pt)

よかった

短編で読みやすく良い作品でした
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)より
4044281041
No.176
(5pt)

大好きな本

子供が大好きな本
状態も良く満足でした
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)より
4044281041
No.175
(4pt)

「ラノベ」でも「ミステリ」でもない「ノンジャンル」小説

海を正面にし、山を背景にする田舎町。「あたし」山田なぎさは中学生、世のなかに出るための「実弾」を切実に求めていた。そんななぎさのもとに転校生が現れる。彼女の名は海野藻屑(うみのもくず)、芸能人を父に持つ藻屑はとても美しい顔と痣だらけの体を持つ少女だった。人魚を名乗り、奇矯な言動という「砂糖菓子の弾丸」を撃ってくる藻屑となぎさはいつしか心を通わせていく……

 小説の始まる直前に据えられた「記事」。この文章のために読者はある結末を予想せざるを得ない。そして、ミステリとして強引に読んでいけば「どんでん返し、どんでん返しよ、どうか」と願うことになる。そしてやはり訪れる結末。読者はなぎさとともにその「現実」を引き受けるしかない。

『少女には向かない職業』(創元推理文庫)で作者に興味を持ったので読んでみたのだが、田舎町+ガールミーツガールは本作が原点だったのだな。「ラノベ」とか「ミステリ」として読むと足元をすくわれる。ノンジャンルの「小説」だと思う。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)より
4044281041

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