黒猫館の殺人

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種別
長編
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あらすじ

2014年01月15日 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実と江南孝明は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!?シリーズ屈指の大仕掛けを、読者は見破ることができるか?(「BOOK」データベースより)

評判

黒猫館の殺人の評価:

6.47/10点 レビュー 19件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.47pt

黒猫館の殺人の総合評価:

6.89/10点 レビュー 132件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

館シリーズの中では地味ですが、「伏線」という面で見ればこれが一番かと思います

館シリーズの中ではいまいち地味な位置づけなのか、それほど評価の高くない一冊ですが個人的にはかなり好きです。
この作品は何と言っても随所にこれでもかと張り巡らされまくった伏線がとても面白いと思います。
十角館や迷路館は確かに仕掛けのインパクトは凄いけれど、それをなんとか読者に気づかれないように「隠しておこう」という意図が強く感じられるのに対し
この黒猫館はむしろ「思いつく限りの伏線を用意したぞ!さあ気づいてくれ!」と言わんばかりの所がこれまでの同シリーズの名作をある意味超えている点だと思います。
綾辻氏の、20代の時には無かった余裕が伺える作品ではないかと。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.113
(5pt)

手記と現在が交錯する構造美の一作

「黒猫館の殺人」は、綾辻行人による「館」シリーズ第6作の本格ミステリーです。
物語は、1990年、稀譚社の編集者・江南孝明が、火災で記憶を失った老人・鮎田冬馬から、過去の事件に関する手記を託されるところから始まります。
その手記には、人里離れた森に建つ「黒猫館」で起きた出来事や、館にまつわる不穏な記述が綴られていました。
鹿谷門実とともに手記を読み解いていく中で、中村青司が設計した館の謎や、鮎田冬馬という人物の背景が次第に明らかになっていきます。
手記に描かれた過去と、それを検証する現在が交錯しながら進む構成は巧妙で、読み進めるほどに全体像が浮かび上がっていきます。論理的に積み上げられていく謎解きの過程も、本格ミステリーの醍醐味をしっかりと味わわせてくれます。
終盤にかけて明かされる真相は印象的で、読後には構成の巧みさとともに、静かな余韻が残る一作です。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.112
(5pt)

本格派ミステリーの秀作!

お見事。論理的破綻も無く見事に騙させました。オススメします。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.111
(4pt)

思うところがあります。

綾辻先生の「館シリーズ」を今年に入ってから突如読み始め、ちょうど『黒猫館』を読み終えたところです。こちらもおもしろかったです!
ところで、物語のカギを握る某有名作家に関するヘンな噂ですが、伝記作家がこぞってそのような事を書き立てた時期があり、それが信じられていた時期もありましたが、今ではいろいろ研究も進み、某作家が生きた時代背景も考えて、「そうではなかったであろう」という見解が優勢です。『黒猫館』は1992年が初版だそうですが、やはりその時代(変な噂が信じられていた時代)だから書けたお話なのだと思いました。そういう意味では、とても貴重だと思います。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.110
(5pt)

確かに「大リーグボール2号の秘密」といった作者の意味が分かります!

ついに改訂版の最後を飾る作品の「黒猫館の殺人」にたどり着きました。過去に読んだ古典的トリックを鹿谷氏と江南君とのコンビで記憶喪失の依頼者の叙述をもとに殺人があったと思われる中村青司の館に挑む過去と現在を行ったり来たりする形式による話の展開も慣れました。この建築家はいくつの館を立てたのでしょうね。読むにつれて関係者が他の話と複雑に絡み合っていることも明かされてゆきます。まさに筆者があとがきで書いているように大リーグボール2号の80%の秘密は読者にもある程度想像できるものの残りの20%が簡単には解けないといっていたのはその通りと思いました。どんでん返しを楽しみにお読みください。館シリーズをはじめから読み進めている方はしてやられた!と感じることでしょう。今から12年前に改定されてもなお輝きは失われていないようです。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.109
(5pt)

館シリーズ

館シリーズ最初から読んでいくと、とても面白いです!
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436

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