ゴッホの遺言
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実話ですから面白いですね。 ドービニーの庭を観に広島まで行きましたが感動しましたね。 | ||||
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迅速な発送かつ丁寧に包装されており、大変満足致しました。 有難うございました。 | ||||
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長い間ホンモノとされていたゴッホの「寝室」のスケッチを、実際のモチーフや、他の作品の筆致などからニセモノと見切っていくという、興味深い作品です。 その絵の制作の背景からモチーフとなった寝室自体の秘密に至るまでを、画家の視点で取り上げ展開するスリリングなストーリーに飲み込まれます。 かれこれ30年も昔の話ですが、東京で西洋絵画の巨匠展のようなものがあり、絵好きな父に連れられ見に行ったときに、有名な絵画の数々の中でもその鮮烈な色使いの巨大な絵の前で子供ながらに動けなくなるという体験をしたのが、この「寝室」でした(レプリカを含め現存する3枚のうちの1枚だったのだと知りました)。私の場合その個人的な体験ともシンクロし特別にこの著作を楽しめたのかもしれません。 現在、広島美術館にあるという「ドービニーの庭」という作品に隠された秘密についても書かれており、天才画家の伏線、表現力というか想像力というか、凡人には思いもつかない仕掛けがとても興味深く、そこに行ってその絵を実際に鑑賞したいという強い思いを抱かせます。 この本のせいで一段落していたゴッホ熱が再発。ファン・ゴッホに関する著作を物色しているところです。 | ||||
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前半の寝室のスケッチの贋作証明部分、これは非常に素晴らしい。殆どの読者は贋作に違いないと確信すると思います。 これに対して後半のゴッホの死の真相解明ですが、あまりにも論法が強引かつ飛躍し過ぎて少し呆れました。ゴッホを汚した「犯人」をつくりあげて勝手に怒っているようにすら感じました。 完全版では無いほうの「ゴッホの遺言」で論拠であった黒猫に関する著者の自説が、科学的検査で否定されてしまったこともあって余計に強引さが目立ちます。 ただし、著者は上記科学的検査も完全版に記載し、その結果にショックを受けたことも正直に記載しており誠実な人柄であることが感じられました。 これほどの人があのような強引な説に固執してしまうのは、やはり著者のゴッホへの思いが強烈だからでしょうか。 | ||||
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ゴッホが描いた多くの名画。今日では何億もの価値がついて美術展の目玉にならないものはないというほどだが、ゴッホ自身が生きている間に作品が売買されることはほとんどなかった。 ゴッホとは一体どんな人物だったのであろうか。 ―自らの耳を切り落とすほど、精神を犯されていた。 一般的に語られている狂人、ゴッホ。そのイメージが、ゴッホと接しながらもついに理解するに至らなかったある人物によって構築された偽のものであるということが、傑作「寝室」の一枚のスケッチの検証から明らかにされていく。 ゴッホは愛する人たちのために、ひとりの画家であるために、何に苦悩し、どんなメッセージを「ドービニの庭」に託したのか。 その死から200年余り。著者、小林英樹によって私たちは人間・ゴッホと、対峙する。 | ||||
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