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ゴッホの遺言
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ゴッホの遺言の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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実話ですから面白いですね。 ドービニーの庭を観に広島まで行きましたが感動しましたね。 | ||||
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迅速な発送かつ丁寧に包装されており、大変満足致しました。 有難うございました。 | ||||
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長い間ホンモノとされていたゴッホの「寝室」のスケッチを、実際のモチーフや、他の作品の筆致などからニセモノと見切っていくという、興味深い作品です。 その絵の制作の背景からモチーフとなった寝室自体の秘密に至るまでを、画家の視点で取り上げ展開するスリリングなストーリーに飲み込まれます。 かれこれ30年も昔の話ですが、東京で西洋絵画の巨匠展のようなものがあり、絵好きな父に連れられ見に行ったときに、有名な絵画の数々の中でもその鮮烈な色使いの巨大な絵の前で子供ながらに動けなくなるという体験をしたのが、この「寝室」でした(レプリカを含め現存する3枚のうちの1枚だったのだと知りました)。私の場合その個人的な体験ともシンクロし特別にこの著作を楽しめたのかもしれません。 現在、広島美術館にあるという「ドービニーの庭」という作品に隠された秘密についても書かれており、天才画家の伏線、表現力というか想像力というか、凡人には思いもつかない仕掛けがとても興味深く、そこに行ってその絵を実際に鑑賞したいという強い思いを抱かせます。 この本のせいで一段落していたゴッホ熱が再発。ファン・ゴッホに関する著作を物色しているところです。 | ||||
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前半の寝室のスケッチの贋作証明部分、これは非常に素晴らしい。殆どの読者は贋作に違いないと確信すると思います。 これに対して後半のゴッホの死の真相解明ですが、あまりにも論法が強引かつ飛躍し過ぎて少し呆れました。ゴッホを汚した「犯人」をつくりあげて勝手に怒っているようにすら感じました。 完全版では無いほうの「ゴッホの遺言」で論拠であった黒猫に関する著者の自説が、科学的検査で否定されてしまったこともあって余計に強引さが目立ちます。 ただし、著者は上記科学的検査も完全版に記載し、その結果にショックを受けたことも正直に記載しており誠実な人柄であることが感じられました。 これほどの人があのような強引な説に固執してしまうのは、やはり著者のゴッホへの思いが強烈だからでしょうか。 | ||||
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ゴッホが描いた多くの名画。今日では何億もの価値がついて美術展の目玉にならないものはないというほどだが、ゴッホ自身が生きている間に作品が売買されることはほとんどなかった。 ゴッホとは一体どんな人物だったのであろうか。 ―自らの耳を切り落とすほど、精神を犯されていた。 一般的に語られている狂人、ゴッホ。そのイメージが、ゴッホと接しながらもついに理解するに至らなかったある人物によって構築された偽のものであるということが、傑作「寝室」の一枚のスケッチの検証から明らかにされていく。 ゴッホは愛する人たちのために、ひとりの画家であるために、何に苦悩し、どんなメッセージを「ドービニの庭」に託したのか。 その死から200年余り。著者、小林英樹によって私たちは人間・ゴッホと、対峙する。 | ||||
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ゴッホが描いた多くの名画。今日では何億もの価値がついて美術展の目玉にならないものはないというほどだが、ゴッホ自身が生きている間に作品が売買されることはほとんどなかった。 ゴッホとは一体どんな人物だったのであろうか。 ―自らの耳を切り落とすほど、精神を犯されていた。 一般的に語られている狂人、ゴッホ。そのイメージが、ゴッホと接しながらもついに理解するに至らなかったある人物によって構築された偽のものであるということが、傑作「寝室」の一枚のスケッチの検証から明らかにされていく。 ゴッホは愛する人たちのために、ひとりの画家であるために、何に苦悩し、どんなメッセージを「ドービニの庭」に託したのか。 その死から200年余り。著者、小林英樹によって私たちは人間・ゴッホと、対峙する。 | ||||
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スケッチにも贋作があることを知りました。 贋作といっても、模写したものを贋作として売り買いする人たちと、 最初から贋作を創らせようとして書かせたものっでは、作品の意味がちがうと思っていました。 画商なら、贋作かどうかが重要でしょう。 画家なら、模写かどうかが重要だと思っていました。 ゴッホは好きなので、どんな話題でも、新たな発見があるので、勉強になります。 | ||||
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スケッチにも贋作があることを知りました。 贋作といっても、模写したものを贋作として売り買いする人たちと、 最初から贋作を創らせようとして書かせたものっでは、作品の意味がちがうと思っていました。 画商なら、贋作かどうかが重要でしょう。 画家なら、模写かどうかが重要だと思っていました。 ゴッホは好きなので、どんな話題でも、新たな発見があるので、勉強になります。 | ||||
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ゴッホの作品、そして自殺の真相を一人の画家が推理して行く知的ノンフィクション。 まず、前半部分であるが、ゴッホの作品とされている展示物が贋作であると推理して行く流れになっている。真実は正直、分からないが、その過程は見事であり、よくある適当な作品などでは決してない。 非常に高度な推理であり、画家ならでは...という感じである。 また、後半部分はゴッホの自殺について、書簡から推理して行くものであるが、こちらは前半ほど理論的には展開しないが、それなりに説得力がある。 ゴッホの絵は正直、余り好きではないが、この本は本当に面白かった。知的好奇心の強い方には心からお奨めします。とてつもない傑作です。 尚、確か、日経の書評で紹介されていて、購入しました。 | ||||
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ゴッホの作品、そして自殺の真相を一人の画家が推理して行く知的ノンフィクション。 まず、前半部分であるが、ゴッホの作品とされている展示物が贋作であると推理して行く流れになっている。真実は正直、分からないが、その過程は見事であり、よくある適当な作品などでは決してない。 非常に高度な推理であり、画家ならでは...という感じである。 また、後半部分はゴッホの自殺について、書簡から推理して行くものであるが、こちらは前半ほど理論的には展開しないが、それなりに説得力がある。 ゴッホの絵は正直、余り好きではないが、この本は本当に面白かった。知的好奇心の強い方には心からお奨めします。とてつもない傑作です。 尚、確か、日経の書評で紹介されていて、購入しました。 | ||||
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ゴッホの描いた『寝室』のスケッチに関し、それがゴッホ本人の描いたものではない贋作であると、実証的に解明する。 それと平行して、彼の死後、彼の画家としての人生を如実に語る、膨大な数の書簡集の出版者に対して、ゴッホの自殺の真相が巧みに捏造されていることを指摘する。 偶然にも私の居間には、この『寝室』の絵が掛けられており、ゴッホの絵の本当の素晴らしさを痛感した。 そして、以前、読んだ書簡集からの知識より、「ゴッホは精神的に病み、終には自らの命を絶った。」と、安易に理解していた。 あくまで、筆者の推測ではあるが、彼の推測が私には、すんなりと腹に落ちてくる、そんな感想を持てる書籍です。 | ||||
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ゴッホの描いた『寝室』のスケッチに関し、それがゴッホ本人の描いたものではない贋作であると、実証的に解明する。 それと平行して、彼の死後、彼の画家としての人生を如実に語る、膨大な数の書簡集の出版者に対して、ゴッホの自殺の真相が巧みに捏造されていることを指摘する。 偶然にも私の居間には、この『寝室』の絵が掛けられており、ゴッホの絵の本当の素晴らしさを痛感した。 そして、以前、読んだ書簡集からの知識より、「ゴッホは精神的に病み、終には自らの命を絶った。」と、安易に理解していた。 あくまで、筆者の推測ではあるが、彼の推測が私には、すんなりと腹に落ちてくる、そんな感想を持てる書籍です。 | ||||
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私が最も好きな画家の一人がゴッホです。 著者が、ずっと「ゴッホ作」とされていた1点のスケッチを「贋作」と直感するところから始まります。実際そのスケッチは、ゴッホの作品を知る人なら贋作と疑うのが当然といえるような物なんですが、何故か疑われもせずに長い間真作とされてきたんです。 沢山の資料を集め、実際にアルルへ行ったりしながら、そのスケッチが贋作である事を誰にも分かるように説明しています。私もこのスケッチが贋作であることは確信出来るくらいに納得させられました。 著者はもう一つ、ゴッホの自殺の真相に迫る推理もしています。 ゴッホは一般に言われているように「精神病の発作で衝動的に自殺した」とか、私も信じていたように「弟のテオが過労で倒れた事に責任を感じた」という事ではなかったのです。 そう。贋作のスケッチと自殺の真相が繋がるんです。確かにゴッホは精神を病んでいたけれど、自殺したのは発作でも衝動でもなかったんです。 フィンセント・ファン・ゴッホ。貴方は優しすぎた。 | ||||
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私が最も好きな画家の一人がゴッホです。 著者が、ずっと「ゴッホ作」とされていた1点のスケッチを「贋作」と直感するところから始まります。実際そのスケッチは、ゴッホの作品を知る人なら贋作と疑うのが当然といえるような物なんですが、何故か疑われもせずに長い間真作とされてきたんです。 沢山の資料を集め、実際にアルルへ行ったりしながら、そのスケッチが贋作である事を誰にも分かるように説明しています。私もこのスケッチが贋作であることは確信出来るくらいに納得させられました。 著者はもう一つ、ゴッホの自殺の真相に迫る推理もしています。 ゴッホは一般に言われているように「精神病の発作で衝動的に自殺した」とか、私も信じていたように「弟のテオが過労で倒れた事に責任を感じた」という事ではなかったのです。 そう。贋作のスケッチと自殺の真相が繋がるんです。確かにゴッホは精神を病んでいたけれど、自殺したのは発作でも衝動でもなかったんです。 フィンセント・ファン・ゴッホ。貴方は優しすぎた。 | ||||
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~ゴッホの絵画には惹かれていた。親しみを感じていた。ある時、パリを旅したときに美術館へと行き、あの”青い家”(という題でしょうか?)の絵の前で時間が止まった。ゴッホの魂がそこに在った。霊波が感じられた。輝きを発する素晴らしい波動だった。ゴッホはなぜ?あんな悲惨な死に方をしたのだろうか、、彼はほんとに狂人だったのか?そう考え~~ながら電車に乗って ゴッホが自らに銃弾を発射したというあの麦畑に行こうと、そう決めたのに辿りつけなかった。それで、この本に出会って、やっと念願の麦畑に行けました!涙が溢れました。ゴッホの自ら退陣した悲しみを、弟への想いと感謝と画家としての熱情を余すところなく描き まるで著者にゴッホが乗り移ったかのように熱く そして緻密に$N~~$同じ創造者の視線で ハートで 見事に小林英樹の原稿というキャンバスにゴッホの魂を描いてくださいました。合掌です。感謝します。ゴッホのあの自画像から発せられる波動、、まるで苦行僧のようだと感じていました。でも、この著作ことゴッホへの祈祷文が、私の胸のうちに蘇るその自画像を癒しました。同時に、私の語り切れない想いの一部も癒さ~~れました。とにかく素晴らしい一冊。お勧めします!!こういう著者の想いこそ ほんとはロマンと呼ばれていいのに、、と思います。そのロマンを引っ越しで紛失した私。再び購入して一生持っていたい一冊です。~ | ||||
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~ゴッホの絵画には惹かれていた。親しみを感じていた。 ある時、パリを旅したときに美術館へと行き、あの”青い家”(という題でしょうか?)の絵の前で時間が止まった。 ゴッホの魂がそこに在った。霊波が感じられた。輝きを発する素晴らしい波動だった。 ゴッホはなぜ?あんな悲惨な死に方をしたのだろうか、、彼はほんとに狂人だったのか? そう考え~~ながら電車に乗って ゴッホが自らに銃弾を発射したという あの麦畑に行こうと、そう決めたのに辿りつけなかった。 それで、この本に出会って、やっと念願の麦畑に行けました!涙が溢れました。 ゴッホの自ら退陣した悲しみを、弟への想いと感謝と画家としての熱情を 余すところなく描き まるで著者にゴッホが乗り移ったかのように熱く そして緻密に$N~~$同じ創造者の視線で ハートで 見事に小林英樹の原稿というキャンバスに ゴッホの魂を描いてくださいました。合掌です。感謝します。 ゴッホのあの自画像から発せられる波動、、まるで苦行僧のようだと感じていました。 でも、この著作ことゴッホへの祈祷文が、私の胸のうちに蘇るその自画像を癒しました。 同時に、私の語り切れない想いの一部も癒さ~~れました。 とにかく素晴らしい一冊。お勧めします!! こういう著者の想いこそ ほんとはロマンと呼ばれていいのに、、と思います。 そのロマンを引っ越しで紛失した私。再び購入して一生持っていたい一冊です。~ | ||||
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ゴッホの作としてあまりに有名なある一枚のスケッチ。しかしゴッホと彼の作品をこよなく愛する作者は、それが贋作であることを一目で直感する。なぜそれが贋作なのか、ゴッホを愛する作者は、ゴッホに身を置いて、何年もかけて、そのことを緻密に鮮やかに見事に、あらゆる角度から論破していく。その先に見えてくるゴッホ像は、狂気の果てにピストル自殺した破滅人ゴッホではなく、繊細で柔らかな心を持ち続けた純粋でけなげな芸術家である。ゴッホの崇高な芸術性に最も身近に接し、その高い芸術性を認める感性を持ちながら、我欲におぼれることで彼の芸術を地におとしめることになった悲しい人物の姿も同時に明らかになる。贋作であることが見事に実証されていくくだりは、本当に胸がすっとする。そしてゴッホの真実が遺作を通して解明されることで、彼の喜びの声が天から聞こえてくるようだ。ゴッホにとってあまりに悲しすぎる解釈がまかり通っていることに気づいてしまった作者の憤りと興奮が、ストレートに一気に、私達をゴッホの真実の世界へ連れて行ってくれる。安堵して微笑んだゴッホに会いたくて、遺作「ドービニの庭」を観にひろしま美術館へ飛んでいきたい衝動に駆られている。 | ||||
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ゴッホの作としてあまりに有名なある一枚のスケッチ。しかしゴッホと彼の作品をこよなく愛する作者は、それが贋作であることを一目で直感する。なぜそれが贋作なのか、ゴッホを愛する作者は、ゴッホに身を置いて、何年もかけて、そのことを緻密に鮮やかに見事に、あらゆる角度から論破していく。その先に見えてくるゴッホ像は、狂気の果てにピストル自殺した破滅人ゴッホではなく、繊細で柔らかな心を持ち続けた純粋でけなげな芸術家である。ゴッホの崇高な芸術性に最も身近に接し、その高い芸術性を認める感性を持ちながら、我欲におぼれることで彼の芸術を地におとしめることになった悲しい人物の姿も同時に明らかになる。贋作であることが見事に実証されていくくだりは、本当に胸がすっとする。そしてゴッホの真実が遺作を通して解明されることで、彼の喜びの声が天から聞こえてくるようだ。ゴッホにとってあまりに悲しすぎる解釈がまかり通っていることに気づいてしまった作者の憤りと興奮が、ストレートに一気に、私達をゴッホの真実の世界へ連れて行ってくれる。安堵して微笑んだゴッホに会いたくて、遺作「ドービニの庭」を観にひろしま美術館へ飛んでいきたい衝動に駆られている。 | ||||
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