蜜の森の凍える女神
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
蜜の森の凍える女神の評価:
4.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
蜜の森の凍える女神の総合評価:
5.50/10点 レビュー 8件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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未読の方にはいらぬヒントとなってしまうかもな文も書きましたが、
かなりぼかしてるからセエフとも思いたいです。
危なそうな人は本書を読んでからこの文読む方がいいかもしれません。
個人的に好きな箇所
・かまいたちの夜をかなり昔にして以来、
吹雪の山荘シチュエーションは魅力的
・一応、ミスリードにアンフェアさは感じなかった
隠されてる情報もあるにはあるんですが、
そこが不満点にはなりませんでした
・ヒロインが語り手の男性主人公の文章力(つまり作者の文章力へのメタファ?)に辛辣
これは作者なりの遠回しな謙虚さなのかも
・物語の舞台となる屋敷や風景描写に、
気取りがなくシンプルに臨場感
たまに、珍しい例え方するななくだりも
・男性主人公と女性主人公のクライマックスの行動に納得感
推理物でたまに探偵ポジの主人公が、
例えば逆説的被害者性明白な犯人(便宜上犯人と定義したとて、その存在の被害者性を私は認識してない訳でなく、ゆえにこのくだり書いてます)、
にさえ、
説教してたりするともやるんで、
私は例えばあるファミコンの推理物の主人公はあんま好きくないんですが、
その辺本作のダブル主人公(男主人公と彼の姉)の行動はよかった
ちなみに私は昔、自分が推理物書くとしたら、
常々主人公にさせたいある行為があって、
それを本作男性主人公が本作でしていたので、
結構推理作家は主人公にああいう事させたいんかな、と。
個人的もやり点
・語り手が、その相手との会話時以外の物語進行部分にて、年上の登場人物も呼び捨て
仮に透君がみどりさんや俊夫さんを、例えナレーション的台詞でも呼び捨てにしたら、なんか嫌でないですか
・前後の文脈から同性愛者に対し偏見が感じられなくもないくだりが
ある人物が、別のある人物が同性愛者である事を否定した際、
同性愛者でない事がまるで美徳であるかのような発言
作者の意図が不明な為、
あまりこちらも滅多な事は言えませんし、
じゃあ俺に偏見はないのかと言うと、
多少自分にもあると思うし、
でも気になるし
・作品内最大の被害者を凄惨な目に合わせすぎ
悲しみの復讐鬼に正当性を与えたかったのだと思いますが、
あそこまでの必要性があったのかは、
多少疑問
作品全体を通しての、
因果応報バランスに関しては、
個人的に、フィクション性重視(ダアクな部分において)のメフィスト賞系作品としては、
私は概ね肯定的ですし、
悲しみの復讐鬼としての犯人の行動自体には納得できますが
○総合的に
力作かと思います。
個人的には作者さんの、
過不足ない天候や風景、屋敷の内装関連の基本的な描写力に、
作家としての基礎体力の高さを感じ、
この作品で自分が一番下から目線で尊敬してるのはそこら辺です。
あと今まで読んだメフィスト賞本のなかでは、
一番ハッタリに頼った部分薄い印象なのも、好印象です。
長くてまとまりのない文章読んでくださり、
有難う御座いました。