化蝶記



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    初公開日(参考)1992年10月
    分類

    長編小説

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    化蝶記

    1992年10月01日 化蝶記

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    化蝶記の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    No.2:
    (5pt)

    必要なことを伝えるということ

    まず、こういった書籍の場合、発送まで時間がかかるのが常なので、今回大変迅速なご対応くださり感謝しております。
    また、事前説明にあった通り丁寧な梱包をされておりました。
    他の方のレビューで「説明が長い」といったようなコメントがありましたが、
    ネットで買い物が当たり前となった昨今、便利さは増したものの、発送トラブル、受け取りのトラブルは減っていない現状だと感じております。
    今回の説明に関してはトラブルなくスムーズな取引をするために必要な文章量だと、
    個人的には感心しております。
    今後も何かありましたらぜひ利用させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
    化蝶記Amazon書評・レビュー:化蝶記より
    4643920920
    No.1:
    (4pt)

    もっともっと読まれて欲しい作家です。

    皆川時代小説集である。全八編それぞれバラエティに富んだ趣向が凝らしてある。まずはタイトルをば。
     ■ 「化蝶記」
     ■ 「月琴抄」 
     
     ■ 「橋姫」
     ■ 「水の女」 
     ■ 「日本橋夕景」
     ■ 「幻の馬」 
     ■ 「がいはち」 
     ■ 「生き過ぎたりや」
    うれしいことに、この中で「化蝶記」、「幻の馬」、「がいはち」の三編はミステリでもある。表題作の「化蝶記」は鶴屋南北が登場するのだが、幽霊絡みの事件が語られておもしろい。歌舞伎の世界に遊ぶ幻想が殊更強く印象に残る好編。
    あとの二作は放浪の絵師歌川芳雪が探偵役をつとめるミステリで、一応謎も解明もあるのだが、この二作品の面白味はそこになくて、自由に描かれる作者の筆勢に滋味があるといっていい。特に「がいはち」は清水次郎長や森の石松が登場して、更に続く物語がみえているところが心憎い。ぼくが知らないだけで、まだ見ぬ作品で描かれているのだろう。
    「月琴抄」「橋姫」「水の女」は、純粋な幻想小説。大正の時代を舞台にあでやかで、蓮っ葉で、残酷ないつもの皆川節が堪能できる。特に「月琴抄」「橋姫」に登場する中州は「ゆめこ縮緬」に収録されていた「文月の使者」と同じ世界のようで、強く印象に残った。
    残る「日本橋夕景」と「生き過ぎたりや」は正統な時代物。この二作では「生き過ぎたりや」が素晴らしい。こんな時代物読んだことありません。なんて美しくて驚異に満ちた世界なのだろう。この作品のラストは、あの傑作「太陽馬」にも通じる悲壮美にあふれている。
    時代物好きには是非読んでもらいたい作品集だ。どうしてこれが、文庫になってないのだろう?日本の読者のみなさん、村上春樹もいいけど、ここに本当に素晴らしい作家がいるのですよ。もっともっと読んでいただきたい。切にそう願います。
    化蝶記Amazon書評・レビュー:化蝶記より
    4643920920



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