神都の証人

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長編
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あらすじ

2025年07月02日 神都の証人

ここにもある袴田事件、免田事件、財田川事件、足利事件の理不尽。生きるということは、かくも哀しく美しいものか。照らし出される司法の闇、冤罪の虚構、人間の絆。作家の才能に嫉妬する。-堀川惠子(ノンフィクション作家・代表作『教誨師』)突然、父親を奪われた少女に救いは訪れるのか? 事件の謎は戦前から令和まで引き継がれ、慟哭の結末は我々に生きる意味さえ問いかける、前代未聞かつ究極の「冤罪」ミステリー。世代を超えて社会の歪みと戦い続ける者たちの行き着く先とはいったい何なのか。時代を超えて受け継がれる法律家の矜持に心が震えた。-五十嵐律人(作家・代表作『法廷遊戯』)わたしはこれ以上のリーガルミステリを知らない。-染井為人(作家/代表作『正体』)冤罪と冤罪で翻弄されたものたちが辿る刮目のドラマ。戦中、時局に媚びる社会情勢の中で苦悩する弁護士のギリギリの戦いは、本人が戦場に送られて戦争が終わってからも、正義を信じる弁護士や検事により引き継がれる。彼らが報われる日は来るのか? 社会のひずみを壮大なスケールで活写したリーガル・ミステリーの雄の渾身作。(「BOOK」データベースより)

評判

神都の証人の評価:

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神都の証人の総合評価:

9.45/10点 レビュー 11件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

傑作

500ページはあっという間に読み終わりました。最後のどんでん返しがびっくりました。おすすめできる一作です。
神都の証人 Amazon書評・レビュー: 神都の証人より
4065391598
No.10
(5pt)

その冤罪に闘う姿がここにある。

S18年に発生した強盗殺人事件から80年の歳月を駆け巡るミステリ512P。
ぬれぎぬの冤罪事件。
「法的安定性」を重視する裁判官と検察。
ひとの尊厳を守り、無辜の者の命を救う正義のために執念を持って闘うものたち。
”神さんが守ってくれとるから大丈夫やと信じとるん”やと…
決して心は折れず、ひとをつないで、つないで雪冤を晴らしていく熱量に、思わず落涙する。
神都の証人 Amazon書評・レビュー: 神都の証人より
4065391598
No.9
(4pt)

登場人物の熱意に引き込まれました。

めっちゃくちゃ良かった引き摺り込まれた。世代をこえて冤罪事件を解決しようとする人々の熱い想いに胸が熱くなった。波子が再審請求はもういいと言い放っても、この事件を何とかしないと時代が変わっていかないということ。本郷の言葉で言うと「いくら波子がもうええって言おうとも、こんな化物、絶対に赦したらあかんのや」とここまで表現されているのが本当に素晴らしい。

ほんのちょっとだけ、気になるところがあるとしたら、こういう作品って基本的には、何か障壁があってそれをなんとか乗り越えたらまた別の障壁が出てきてさらにそれを乗り越えて……の繰り返しの構図で、この作品ではそれが分かりやすく「再審請求」と「棄却」だったと思う。その障壁と解決の設定の仕方がミソになってくると思うけど、その障壁に人の死を使いすぎてないか、と感じてしまった。これはまあそれだけ時間が経過していますよ、という現れでもあって、一口に悪いかどうかは分からん。

あと、終盤に真犯人が出てくるいかにもエンタメ過ぎる展開はどうも作為的すぎて、もっと冤罪を解決することの意義をストレートに表現するほうが良かったのでは、と思った。でもきっとこの終盤のどんでん返しが好きな読者もたくさんいるはずで、ただ自分に合わなかっただけかも知れない。
神都の証人 Amazon書評・レビュー: 神都の証人より
4065391598
No.8
(5pt)

伊勢市や三重県の戦前が興味深い

戦前の伊勢の様子がよく分かります。
物語の進展も、なかなか興味を失わない進展です。
神都の証人 Amazon書評・レビュー: 神都の証人より
4065391598
No.7
(5pt)

正義を追究する法曹界の人たちの闇と光と信念と

昭和18年に発生した強盗殺人事件の犯人とされた谷口喜介。彼は娘の波子と一緒に神宮の式年遷宮のお木曳を見学していた。アリバイはあるのに当時の警察の違法な取り締まりもあり、有罪とされ死刑となる。波子は父親の無罪を勝ち取るために80年を戦う。その間に弁護士や検事がどんどん代わる。正義を追究する法曹界の人たちの闇と光と信念と、その先に見える正義の根っこを見たような気がする。
神都の証人 Amazon書評・レビュー: 神都の証人より
4065391598

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