近畿地方のある場所について
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初版刊行(参考)
種別
長編
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30回
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あらすじ
評判
近畿地方のある場所についての評価:
8.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
近畿地方のある場所についての総合評価:
6.61/10点 レビュー 255件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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書店や映画化で話題になっているホラー作品。
SNSでの評判では、単行本と文庫で内容が異なるもので、先に単行本推奨という情報を得たため、まずは単行本から読書しました。単行本が面白かったので、続けて文庫も手に取り両方を読み比べました。
結果として、取材内容は共通しているものの、関わる人物と物語の解釈・結末が大きく異なる作品となっていました。
過去に話題になった知名度の高い作品で例えると『ひぐらしのなく頃に』が個人的に近しい感覚でした。
・単行本が『鬼隠し編』(問題編)
・文庫 が『目明し編』(解答編)
という感覚です。上記を知っている人には伝わると思いますが、それぐらい大分違います。
単行本が話題になり、多くの考察が盛り上がったのも納得です。世代を変えて同じ感覚の熱量の盛り上がりが再び生まれたのだと感じました。
本書は予備知識がない方が楽しめる作品です。
物語が進むにつれて少しずつ手掛かりが見えてきて、不気味さと奇妙さが増していく過程を味わえます。
単行本では怪異に触れてしまった不気味さのホラーを味わいました。散文された内容から、「もしかしたらこれって、これと繋がるの?」という具合に考察的な面白さや解釈で深読みできる面白さがありました。
一方、文庫版では単行本で散文的に提示されていた情報が、1つの解答や意味を分かりやすく繋げ、ミステリー的な収束をさせる作品に感じました。ちゃんと物語をスッキリさせたい人は文庫を手に取ると良いでしょう。
ちょうど今、映画が公開されているのですが、この単行本と文庫の構成から勝手に想像すると、映画版はまた別の結末で作っているのではないかと思いました。ひとつの物語を表現を変えて、単行本・文庫・映像化と形を変えて広げていく手法には、現代的な商業戦略の巧みさを感じた次第でした。
単行本と文庫を両方読みたくなるぐらい、個人的に楽しめた作品でした。