スプリット・イメージ

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

9.00pt (10max) / 2件

9.00pt (10max) / 2件

Amazon平均点

4.00pt (5max) / 1件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

2pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

18.33pt

3.33pt

←非ミステリ

49.67pt

ミステリ→

6.67pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
3,028回
お気に入りにされた回数
1
読書済み登録回数
2
このページのURL

あらすじ

1993年03月31日 スプリット・イメージ (創元推理文庫)

男は人を殺してみたくてしようがなかった。金なら腐るほどあるし、容姿は映画スターなみ。地位や名声にも恵まれている。それでも男は歪んだ欲望に衝き動かされ、一人の悪徳刑事を抱きこんである殺人計画を実行に移そうとしていた。そんな彼らに、いま一人の刑事が疑惑の目を向けたとき…。ひねりの効いたウィット、そして絶妙な人間描写。まさにレナードの真骨頂を示す名品。(「BOOK」データベースより)

評判

スプリット・イメージの評価:

9.00/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

スプリット・イメージの総合評価:

8.67/10点 レビュー 3件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1
(4pt)

自分が何を望み、なにを望んでいないか、それはちゃんとわかっている

本作は「グリッツ」でブレイクする数年前の作品ですが、そのプロットなどからは「グリッツ」が生まれる前夜祭的な雰囲気と、円熟した文体の原型を感じさせます。
 登場するキャラクターらの存在感と、リアルなその会話のやり取りには思わずニヤリとしてしまうユーモア感覚が満載です。

 主人公はデトロイト警察殺人課のブライアン。
 フリールポライターのアンジェラは彼をこう評する。
「ブライアン。あなたはただ減らず口を叩くタイプとはちがうのね。ちゃんと目的を持って減らず口を叩くのよ。相手にしゃべらせるために、わざと急所に針を突っ込むんだわ」
 レナード作品でメインで登場する女性は、いずれも自分の考えをしっかり持つ自立した女性が多いが、本作のアンジェラも
「自分が何を望み、なにを望んでいないか、それはちゃんとわかっているつもりだから」
という魅力的な女性だ。
 
 そして他のレナード作品同様、本作でも悪役視点のやり取りが同時に進行する展開の巧さ。
 人を銃で撃ちたくてたまらない大富豪でガンマニアのロビーと彼に取り入る元刑事のウォルターという凸凹コンビのやり取りがなんとも可笑しい。
 たとえば、ロビーが標的に選んだドミニカの大使館監査官のチチの邸宅を偵察するためウォルターにビデオカメラを撮影させた映像をテレビで見る場面は最高です。
 撮影された映像は最初、手振れがひどく見れたものじゃなかったものの、チチの愛人がプールでヌードになった場面では手振れがピタリと止まる。それまで文句たれたれだったロビーが言う。
「だいぶ、画像が安定しているじゃないか。ウォルター、急に腕をあげたな」
 
 ラストのカタルシスという点では少し物足りなさを感じますが、本作はレナード作品の中でも上位に位置づけられる秀作だと思います。
スプリット・イメージ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: スプリット・イメージ (創元推理文庫)より
4488241026

その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る