空想の海
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あらすじ
“読む楽しさ”がぎゅっと詰まったカラフルな11の物語。奇想と探究の物語作家、デビュー10周年記念作品集。植物で覆われたその家には、使う言葉の異なる4人の子どもたちがいる。言葉が通じず、わかりあえず、でも同じ家で生きざるを得ない彼らに、ある事件が起きてーー(「緑の子どもたち」)。大地に突如として小さな穴が開き、そこから無数の土塊が天へ昇ってゆく“土塊昇天現象”。その現象をめぐる哲学者・物理学者・天文学者たちの戦いの記録と到達(「空へ昇る」)など。ミステリ、児童文学、幻想ホラー、掌編小説……書き下ろし『この本を盗む者は』スピンオフ短編を含む、珠玉の全11編。目次海髪を編む空へ昇る耳に残るは贈り物ブール御倉館に収蔵された12のマイクロノベルイースター・エッグに惑う春カドクラさん本泥棒を呪う者は緑の子どもたち解説 池澤春菜(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
空想の海の評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
空想の海の総合評価:
9.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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舞台にした物語が多めでしたが、
そこはタイトル通り。
話の途中で見方がガラリと変わる
仕掛けなどもあり、楽しい読書になりましたよ。
戦争を描いた『カドクラさん』の
ラストフレーズには、ただ震え上がるしか
ありませんでした。
ホラーなんかよりよっぽど怖くて、
しかも考えさせられます。
火事場泥棒の顛末を描く『贈り物』は
読みだすと止まれなくなりましたね。
そして、心に沁みるいい話だったのは『緑の子どもたち』。
何度もかみしめたくなること請け合いの、
彩り豊かな11編でした。
(対象年齢は13歳以上かな?)