製造迷夢

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種別
長編
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あらすじ

2014年01月08日 製造迷夢: 〈新装版〉 (徳間文庫)

渋谷猿楽町署内で奇妙な事件が発生。クスリで保護された12歳の少女が、同時刻に逮捕されてきた万引き主婦のふくらはぎに噛みついたのだ。少女は、「前世で、その主婦が私を殺した復讐だ」と主張。猿楽町署の刑事・一条風太と、モノに残っている残留思念を読む“心の探偵”井伏美潮のコンビが事件の謎を解いてゆく。日本推理作家協会賞受賞の実力派が描く連作ミステリ5篇収録。不思議ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

製造迷夢の評価:

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製造迷夢の総合評価:

7.75/10点 レビュー 8件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(4pt)

ドラマ化最適の異色作

不可思議なタイトルに、星新一的な近未来のショートストーリーズを連想したが、アジアンポップスのタイトルとのこと。ミステリアスな雰囲気を醸し出すのに成功している。
心身共に傷を抱える渋谷猿楽町の一条刑事がものに残る残留思念を読むことができる美潮の力を借りて事件を解決していく。こういった超能力をサイコメトリーというそうだが、その上サイコパスな犯人も出てきて、サイコミステリーが苦手な私としては若干苦手意識を感じながら読み進めていった。
しかし、途中から映像向きな物語だと気付いた。印象的な登場人物に加え、各章、誰かの独白から始まり、次いで逮捕手続書で事件の概要を三文雑誌記事でより詳細を紹介してから、物語が始まる。奇妙かつ残酷な事件。ドラマでは珍しくない設定である。
そこで頭の中で映像化して読んでいくと俄然面白くなってきた。

事実、作者も香港映画にインスパイアされたとのこと(解説より)。香港映画といえば、私はウォン・カーウァイ監督くらいしか知らず、彼の作品にするにはカオス感・スピード感がないものの(監督及び作者には失礼だが)、ドラマ化には絶好の題材だと思う。
ドラマなら美潮ちゃんの方を主人公にした方がいい。イメージ的にはモトーラ世理奈さんだが、演技力抜群な清原果耶さんが一推しか…妄想が膨らむ。

尚、一条刑事は「バベル島」収録の「人柱」(制作年的には本作より早い)と「船上にて」の「黒い水滴」にも出てくる。後者では二人のその後を僅かながら窺い知ることができる。
製造迷夢: 〈新装版〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 製造迷夢: 〈新装版〉 (徳間文庫)より
4198937788
No.7
(4pt)

ドラマ化最適の異色作

不可思議なタイトルに、星新一的な近未来のショートストーリーズを連想したが、アジアンポップスのタイトルとのこと。ミステリアスな雰囲気を醸し出すのに成功している。
心身共に傷を抱える渋谷猿楽町の一条刑事がものに残る残留思念を読むことができる美潮の力を借りて事件を解決していく。こういった超能力をサイコメトリーというそうだが、その上サイコパスな犯人も出てきて、サイコミステリーが苦手な私としては若干苦手意識を感じながら読み進めていった。
しかし、途中から映像向きな物語だと気付いた。印象的な登場人物に加え、各章、誰かの独白から始まり、次いで逮捕手続書で事件の概要を三文雑誌記事でより詳細を紹介してから、物語が始まる。奇妙かつ残酷な事件。ドラマでは珍しくない設定である。
そこで頭の中で映像化して読んでいくと俄然面白くなってきた。

事実、作者も香港映画にインスパイアされたとのこと(解説より)。香港映画といえば、私はウォン・カーウァイ監督くらいしか知らず、彼の作品にするにはカオス感・スピード感がないものの(監督及び作者には失礼だが)、ドラマ化には絶好の題材だと思う。
ドラマなら美潮ちゃんの方を主人公にした方がいい。イメージ的にはモトーラ世理奈さんだが、演技力抜群な清原果耶さんが一推しか…妄想が膨らむ。

尚、一条刑事は「バベル島」収録の「人柱」(制作年的には本作より早い)と「船上にて」の「黒い水滴」にも出てくる。後者では二人のその後を僅かながら窺い知ることができる。
製造迷夢 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 製造迷夢 (徳間文庫)より
4198914125
No.6
(4pt)

ドラマ化最適の異色作

不可思議なタイトルに、星新一的な近未来のショートストーリーズを連想したが、アジアンポップスのタイトルとのこと。ミステリアスな雰囲気を醸し出すのに成功している。
心身共に傷を抱える渋谷猿楽町の一条刑事がものに残る残留思念を読むことができる美潮の力を借りて事件を解決していく。こういった超能力をサイコメトリーというそうだが、その上サイコパスな犯人も出てきて、サイコミステリーが苦手な私としては若干苦手意識を感じながら読み進めていった。
しかし、途中から映像向きな物語だと気付いた。印象的な登場人物に加え、各章、誰かの独白から始まり、次いで逮捕手続書で事件の概要を三文雑誌記事でより詳細を紹介してから、物語が始まる。奇妙かつ残酷な事件。ドラマでは珍しくない設定である。
そこで頭の中で映像化して読んでいくと俄然面白くなってきた。

事実、作者も香港映画にインスパイアされたとのこと(解説より)。香港映画といえば、私はウォン・カーウァイ監督くらいしか知らず、彼の作品にするにはカオス感・スピード感がないものの(監督及び作者には失礼だが)、ドラマ化には絶好の題材だと思う。
ドラマなら美潮ちゃんの方を主人公にした方がいい。イメージ的にはモトーラ世理奈さんだが、演技力抜群な清原果耶さんが一推しか…妄想が膨らむ。

尚、一条刑事は「バベル島」収録の「人柱」(制作年的には本作より早い)と「船上にて」の「黒い水滴」にも出てくる。後者では二人のその後を僅かながら窺い知ることができる。
製造迷夢 Amazon書評・レビュー: 製造迷夢より
4198603367
No.5
(3pt)

”くせになる”でなく”くせのある”小説

1話完結型の短編ですが、主人公自体は同一の人で話が展開してきます。
話の展開が面白い、予想外とかでなく、文章構成に独特な構成がされており、「他者の小説が●●だから私も●●的な文章表現でなければいけない」といった感じの文章でなく、表現に”くせ”みたいなものを感じとりました。
それを”読みやすい”と思うか、”読みにくい”と思うかが読者をわけると思います。
内容的には葉村シリーズの「悪いうさぎ」くらいでしょうか。謎に謎を重ねて伏線回収、きれいに話を締めくくれていない為、若干最後がすっきりしないといった感じです。
製造迷夢: 〈新装版〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 製造迷夢: 〈新装版〉 (徳間文庫)より
4198937788
No.4
(3pt)

”くせになる”でなく”くせのある”小説

1話完結型の短編ですが、主人公自体は同一の人で話が展開してきます。
話の展開が面白い、予想外とかでなく、文章構成に独特な構成がされており、「他者の小説が●●だから私も●●的な文章表現でなければいけない」といった感じの文章でなく、表現に”くせ”みたいなものを感じとりました。
それを”読みやすい”と思うか、”読みにくい”と思うかが読者をわけると思います。
内容的には葉村シリーズの「悪いうさぎ」くらいでしょうか。謎に謎を重ねて伏線回収、きれいに話を締めくくれていない為、若干最後がすっきりしないといった感じです。
製造迷夢 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 製造迷夢 (徳間文庫)より
4198914125

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