大聖堂 夜と朝と

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種別
長編
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あらすじ

2022年11月02日 大聖堂 夜と朝と(上) (海外文庫)

世界2000万部突破の大ベストセラー  『大聖堂』の前日譚、登場     キングズブリッジ・シリーズ最新作!997年、イングランドの港町コームは、襲来したヴァイキングによって掠奪の限りを尽くされ、壊滅的な被害を受ける。船大工を営んでいたエドガーの一家も、父が殺され、造船作業所も灰燼に帰してしまう。大黒柱を喪った家族はシャーリング司教ウィンスタンを頼って、ドレングズ・フェリーという郊外の集落に移り住む。?せた土地で小作農として苦労するなか、船着き場の渡し守の職を得たエドガーは、遠くフランスから州太守の元に輿入れしてきた伯爵令嬢ラグナと運命的な出会いを果たす……。(「BOOK」データベースより)

評判

大聖堂 夜と朝との評価:

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大聖堂 夜と朝との総合評価:

9.00/10点 レビュー 6件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6
(5pt)

『大聖堂』シリーズの序章

『大聖堂』、『大聖堂 果てしなき世界』、『火の柱』(レビュー済み)に続くキングズブリッジシリーズの第4部である。
これまでの3作は全て読んできたが、いずれも歴史と社会のディテールがしっかり描かれた力作であり、構成の壮大さと一気に読ませる推進力に著者のストーリーテラーとしての力量が遺憾無く発揮されている。

本作は第1部の『大聖堂』より200年遡る997年から1007年までの時期、ヴァイキングの襲撃やイングランドとウェールズの戦争の時代を舞台として、キングズブリッジ(架空の都市)の誕生を描いているが、期待に違わぬ出来ばえである。
配役は、平民ながら知識欲と高い技術能力を持つ船大工のエドガー、修道院を学問と倫理の拠点として花開かせたい修道士オルドレッド、そしてノルマン伯の娘としてイングランド貴族に嫁いできた知性と統治意欲に溢れるラグナを主人公として展開されるが、この3人は『大聖堂』の建築職人トム・ビルダー、フィリップ修道院長、そしてシャーリング伯の娘アリエナを彷彿とさせる役どころである。他方、敵役の領主一族と司教の強欲と乱暴さも他の作品と同じ構図で、読み継いできた読者には既視感がある。まさにシリーズ「序章」である。

歴史的には資料に乏しい中世の「暗黒時代」だが、当時の水上交通や商業活動、都市の誕生が生き生きと描かれている。
また、国王や領主の巡回裁判や、現在もイギリスで行われる不審死の死体審問の様子も描かれていて興味深い。
大聖堂 夜と朝と(上) (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 夜と朝と(上) (海外文庫)より
4594087221
No.5
(4pt)

『大聖堂』を読み直したくなる

エドガーが天性の建築家としての才能を発揮して水路や橋を造っていく場面はワクワクして楽しいし、オルドレッドがその正義感ゆえに悪役ウィンスタンに散々邪魔されながらも貧村を一歩ずつ自分の理想の宗教都市に発展させていく過程も好き。つまらなかったのはラグナを巡る愛と権力闘争のベタベタどろどろ。こういうのはもう要らないから「建築や街造りのエピソードもっと来い」と思いながらあっという間に物語は終わってしまった感じ。大昔に読んだ『大聖堂』をもう一回読み直したくなりました。
大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫)より
4594087248
No.4
(5pt)

この年代の英国を描いた歴史小説は少ないので

この年代の英国を描いた歴史小説は少ないので、貴重だと思います。
大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫)より
4594087248
No.3
(4pt)

イギリスの暗黒時代を描いた歴史絵巻

不遇な境遇に置かれた者たちが、権力者に何度も押さえつけられ邪魔されながら心を奮い立たせて自分の人生を勝ち取っていく様がやはり読んでいてわくわくする。汚い辛い残酷な描写も多々ありでもそれが日常であったという…。
1箇所ウィンスタンとするべき箇所がウィルフとなっていました(初版)
大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 夜と朝と(下) (海外文庫)より
4594087248
No.2
(4pt)

エアルドルマンリー?

997年から1001年、史実との絡みは少ないですが、個別の展開は相変わらず面白い。
とはいえ、3巻中の2巻目ということもあり、善への報いというか、救いが少ない。
人によっては、心理的にきついところが多いかもしれないし、いつものテンポを期待していると、少し長く感じるかもしれません。ので☆-1。

作中に突然、「エアルドルマンリー」という言葉が出てきます。
読んでいればなんとなくわかるのですが、ealdormanlyは、州太守の領地、権威などです。
作中ではealdorman=「州太守」とルビなく訳されているので、唐突感が否めません。
ealdormanは、時代によって領主、伯、知事などとも訳されるようです。
大聖堂 夜と朝と(中) (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 大聖堂 夜と朝と(中) (海外文庫)より
459408723X

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