(短編集)

爆発物処理班の遭遇したスピン

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種別
短編集
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あらすじ

2025年12月12日 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)

この面白さ、解除不能。恐怖とスリルに満ちたミステリー。表題作ほか、「ジェリーウォーカー」「くぎ」を含む8編の超絶エンタメ短編集!(「BOOK」データベースより)

評判

爆発物処理班の遭遇したスピンの評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

爆発物処理班の遭遇したスピンの総合評価:

8.10/10点 レビュー 29件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.28
(5pt)

掛け合わせが素晴らしい

爆発物と量子力学という掛け合わせが、まずもって魅力的でした。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.27
(5pt)

掛け合わせが素晴らしい

爆発物と量子力学という掛け合わせが、まずもって魅力的でした。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.26
(5pt)

暴力に直面した時、あなたはどうするのか?

この小説たちには暴力が、個人的なやつから軍隊(国家による暴力)まで、溢れている。
 特に表題作は、量子力学を現実の爆破テロに絡めて、それぞれの国家にとって無視できない人物の命を賭けさせる。抽象的な物理学理論と人の命の関係。確率で決まるなら、人生とは、人の意思とは何なのか。量子コンピュータの実用例として、SFとしても面白い。
 人生でどうしても暴力に直面する場面がある。暴力は全て理不尽なものだが、人生で理不尽に直面することがあることは容易に想像できる。その時どうするか。これらの小説を読むことでシミュレーションできる。暴力はいろいろなものを破壊する。物、身体、精神、尊厳など。どうすれば壊されないのか。小説は疑問を投げかける。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.25
(5pt)

暴力に直面した時、あなたはどうするのか?

この小説たちには暴力が、個人的なやつから軍隊(国家による暴力)まで、溢れている。
 特に表題作は、量子力学を現実の爆破テロに絡めて、それぞれの国家にとって無視できない人物の命を賭けさせる。抽象的な物理学理論と人の命の関係。確率で決まるなら、人生とは、人の意思とは何なのか。量子コンピュータの実用例として、SFとしても面白い。
 人生でどうしても暴力に直面する場面がある。暴力は全て理不尽なものだが、人生で理不尽に直面することがあることは容易に想像できる。その時どうするか。これらの小説を読むことでシミュレーションできる。暴力はいろいろなものを破壊する。物、身体、精神、尊厳など。どうすれば壊されないのか。小説は疑問を投げかける。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.24
(5pt)

量子力学に精通したテロリストが仕掛けた爆発予告とは

『爆発物処理班の遭遇したスピン』(佐藤究著、講談社文庫)に収められている『爆発物処理班の遭遇したスピン』では、鹿児島県警察機動隊爆発物処理班の27歳の宇原巡査部長が、彼や私たちには理解困難というか、ちんぷんかんぷんな難事件に直面します。

落ち着いた男の声で、鹿児島最大の歓楽街・天文館のホテルシャビエルのフロントに、リラクゼーションルームの壁ぎわの酸素カプセルのカバーを絶対に開けるな、開ければ中の客だけでなくフロアごと吹き飛ぶ、起爆装置が1.3気圧を認識している、警察を呼べ――という爆発予告の電話がかかってきたのです。

警察がその対応に右往左往している最中に、沖縄県うるま市の米軍海兵隊駐屯地キャンプ・コートニーに、駐屯地内の下士官が入っている酸素カプセルに爆発物を仕掛けたというメールが送られてきます。「沖縄と鹿児島の起爆装置は EPRペア カバーそのものを開ける あるいは 内部の1.3気圧が低下する いずれかの場合で フェルミオンのスピンを観測 上向きスピン/起爆 下向きスピン/起爆しない 沖縄に巣くったおまえたちアメリカが 日本の警察に教えてやれ」。

警察庁の要請を受けた某国立大学の量子力学が専門の教授の話では、「観測により重ね合わせが消えて、スピンの向きが決定されます。『上向きスピン』は爆発し、『下向きスピン』は何ごとも起こりません。鹿児島と沖縄、どちらが起爆するかしないかは、観測の瞬間に決まります」。「宇原はその惨事を想像した。あれだけの分量が爆発すれば、人間や酸素カプセルは跡形もなく消える。塵だけが残るだろう」。

この大変に困難な状況に日米政府はどう対処したか。あまりの恐ろしさに、私の口からは、これ以上のことはとても話せません。

量子コンピュータ、電子ビット、波動関数、量子力学、相対性理論、相補性、量子、量子エンタングルメント、EPRペア、フェルミオン、電子雲、スピン、上向きスピン、下向きスピン、量子テレポーテーションといった言葉が次から次へと登場するので、宇原だけでなく、私の頭も混乱してしまいました。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492

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