正義が眠りについたとき
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最高裁判所の判事が、重大な案件を抱える中、昏睡状態に陥った。まさかの法定代理人に指名された主人公エイブリー。博士が残した暗号を頼りに真相に迫るが、それを阻止しようとする敵は、恐ろしく強大かつ冷酷だった。 判事の息子や様々な協力者と共に、判事の想いを達成することはできるのか、という話。 法律用語やチェスが戦法がなどが頻出するのは面白くていいのですが、如何せん長いです。 内容を濃くすれば1冊でいける分量な気がします。 主人公もステロタイプで、あまり感情移入できない。 一般的な法廷闘争ものとは異なる話で、つまらなくはないのですが、一気読みはできないレベルでしょうか。 | ||||
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理系の頭じゃないので、謎解きは難しいです。でもストーリーが面白いので読みすすみます。科学・政治・コンピュータ等の知識が沢山詰め込まれていてなかなか勉強になります。終わりまで緊迫感が続きます。文系にもお勧めです。 | ||||
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展開が見えない方が面白いですが、この物語もそのようです。話が込み入っていますが割と読みやすいです。アメリカの裏話的な興味をそそられる本ですね。政治がらみの物語が好きな人にはいいと思います。 | ||||
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「正義が眠りについたとき 上・下 "While Justice Sleeps"」(ステイシー・エイブラムス 早川書房)を読み終えました。 アメリカ連邦最高裁判所判事、ハワード・ウィンが昏睡状態に陥り、一方最高裁ではインド企業による米国企業の買収に関して大統領が中止命令を出し、審理が行われています。バイオテクノロジー企業の合併に待ったをかける大統領・ストークス。企業研究所のナイジェルが最高裁に上訴。ウィンが票を投じた側が勝訴すると予測されていました。 そして、ウィンが病院に担ぎ込まれた翌日、彼のロー・クラークのエイヴリーがウィン判事の法廷後見人に指名されたことを知ります。背後には大いなる判事の<秘密>が隠されており、彼のオーラに応えるべく、エイヴリーは仲間たちと調査を開始し、国土安全保障省、FBIの知略をかいくぐりながらチェス・ゲームになぞらえられたパズルを少しずつ解き明かしていきます。 上巻は私が知り得えなかった連邦最高裁判所のシステム、遺伝子工学についての情報の多彩さに幻惑されながら興味深く読み進めましたが、下巻に入ってからその面白さは失速しました。視点の定まらないカットバックによってサスペンスが分断され、大部の小説がひたすら長いと感じることにもなりました。そして、そうなるだろうなと予測できる結末へと辿り着くことになります。 しかし、訳者あとがきにも触れられているとおり米国の司法システムを学べる良き機会として捉え、エイヴリー、連邦最高裁長官・ローズブローの活躍を読みながら、終生リベラルを貫いた連邦最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグのことを想ったりもしました。 映画「RBG 最強の85才」(2019/5月、日本公開)の中、 RBGはハイスクール卒業前に母親が亡くなりますが、その母親から二つの教えを与えられます。 「Be a lady. 淑女であれ」 「Be independent. 自立した人であれ」 その姿は、これから成長するであろうエイヴリーの姿に重なるような気がします。 | ||||
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