同志少女よ、敵を撃て

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種別
長編
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あらすじ

2024年12月11日 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)

激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化(「BOOK」データベースより)

評判

同志少女よ、敵を撃ての評価:

7.57/10点 レビュー 7件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.57pt

同志少女よ、敵を撃ての総合評価:

8.16/10点 レビュー 582件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(9pt)

同志少女よ、敵を撃ての感想

戦争ものですが、地理や独ソ戦争のことはよく知らないので、少し知識を入れてからの方が理解しやすいかもしれません。
タイトルの伏線回収は、ここで来たか!って感じでした。

Hidezo
GX0TU62Y
No.2
(9pt)

同志少女よ、敵を撃ての感想

クリスティ賞受賞作との印象から思い浮かべる作品とは異なります。
第二次世界大戦時代のソビエト連邦領ウクライナ出身の女性を主な視点として描かれています。
この手の戦争を題材とする作品にしてはだいぶオブラートに、あるいはソフトに書かれていると思います。
その分リーダビリティに優れ、物語には直ぐに惹き込まれてゆきます。


82QYAGNC
No.1
(9pt)

同志少女よ、敵を撃ての感想

早川書房の第11回アガサ・クリスティー賞受賞作品。
今までの受賞作品はこの賞の名前から連想するイメージとは違い、メフィスト賞のような広義のミステリを感じていました。ただ今回は納得の素晴らしい作品。"早川"の"アガサ・クリスティー賞"という名前の印象に相応しく、本書の存在によってこの賞の格を上げたと言っても過言はない出来だと感じます。傑作でした。

内容は第二次世界大戦の独ソ戦を描く戦争小説もの。村が襲われ村人や母親が惨殺され焼かれる中、救助されて生き残った少女セラフィマ。復讐心を宿し女性狙撃兵となり戦争に踏み込んでいくという流れ。

まず本書はとても読み易いのが好感。
戦争ものなのと海外小説の雰囲気から苦手意識で敬遠する読者が一定数いるかと思いますが、そのような悪い印象や分り辛さはありません。登場人物は少人数でかつ特徴的であり、場面転換も少なく状況が分かりやすいです。
読者の視点は戦争とは無縁の村の少女から始まる為、その視点から戦争の悲劇を体験していく流れは掴みやすくかつ物語に没入しやすくなっています。

戦争小説としての両国の思想、戦争犯罪、悲劇や復讐の連鎖など描く所は描きつつも、表現は嫌悪されないように大分気を使ってマイルドに描かれているので、多くの人に薦められる作品となっております。
なにか仕掛けや謎解きなどの驚きがある話ではありません。
史実として存在した女性狙撃兵。狙撃兵の主人公というアクション・エンタメ性を備えつつ、"戦争"と"女性"という面から今の世に適した差別やジェンダーなども取り入れられており、物語の展開、結末に至るまで惹きこまれた読書でした。傑作です。

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.575
(5pt)

戦争の悲惨さ

戦争が嫌い、そういう描写も嫌いなので、戦争物は映画でもドラマでも本でも避けてきましたが、お薦めしているサイトが多いのと本屋大賞を取っていること、レビューも評判よかったのでそんなにいいなら読んでみようかなと思い、読み始めました。やはり戦争の場面はあまりに残虐で自分には合ってないな、止めればよかったと後悔し、途中で読むのを止めようかとも思いました。狙撃の距離の測り方とかも縁がなく興味も持てなかったし、そういう表現も退屈でした。
ただ、読み終えてみると、読み通してよかったという思いが押し寄せました。

相当色々な資料を調べたのだろうと内容に真に迫った厚みを感じました。それが身につまされるようなヒロインの苦しみに同化できる理由でしょう。
戦争は何も生み出さず、人を成長させたり、苦難に耐える力を与えるわけでもない。
ただ、その異常な状態において異常な精神力や心を強いられ、その場に最適化されるだけ。むしろ、残酷なトラウマを生き残った人々に残す。
戦争の残虐さをひしひしと思い知らされ、戦争は絶対にあってはならないと再認識させられました。
他の方々と同様一読をお勧めします。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
415031585X
No.574
(5pt)

読んだ方がいいかも

素晴らしい内容だった。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
415031585X
No.573
(3pt)

読書中は自分との闘い。なんとか読み終えた。

あまり本を読んでこなかった当方の感想です。もう、途中離脱したくなる地方や武器の名前。そこはとりあえず何となく読み。それでもなかなか先に進まなかった。セリフが出てきて「あ、こういうことかな」「勝ったのかな」「味方の話してたんだな」という感じです(すみません笑)。ミハイルの最期、主人公とイリーナの最後、正直「えー!」というモヤモヤ感はあるにせよ読後感がすごいのでいい本だったんだろうなと思います…。あと参考文献がエグい。作者の努力の塊に拍手です。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
415031585X
No.572
(5pt)

良い

良い
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
415031585X
No.571
(3pt)

ケーニヒスベルク単独潜入は非現実的

最初から8割の頁までは面白かった。しかし主人公のケーニヒスベルク単独潜入が非現実的で無理が強すぎ、そこで興味を失った。狙撃兵同士の決戦で幕を閉じていたならば、現実的であり、納得感があったのに残念。フィクションは、「現実にありそうだ、あるかもしれない」というリアリティが失われると、エンタメご都合主義と映って面白くなくなる。約600頁の長尺なので、著者の緊張感が切れたのかもしれない。最近読んだ「チ。-地球の運動について-」はエンディングから逆算して物語や伏線・含みが組み立てられていて、対照的。あれは、幸運を必要としつつも、最後まで「知」が受け手にギリギリ伝わる方法でリレー伝達されていると解った。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
415031585X

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