(短編集)
パソコン探偵の名推理
- 名探偵 (559)
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品物は想像以下でした。 | ||||
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シリーズ全巻、集めたくて、古本屋巡りをしましたが、この作品だけは入手できなくて… トリックとかは本格派推理小説には及ばないかもしれませんが、登場人物の面白さやアップテンポなストーリーにグイグイ引き込まれます。 | ||||
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内田先生が逝去してしまわれ、もう新作も出ないし、やむをえず初期の作品をあさって読んでいます。浅見もの中心に読んできたので、そんなことがなかったらこの本は手に取らなかったかもしれません。が、意外にも(失礼!)わりとおもしろかったです。以前、内田先生のエッセイで「デビュー当時、この作品を編集者に見せたら、こんなものも書くんですか?(つまりふざけたユーモア・ミステリのこと)とびっくりされた。」と書いておられましたが、確かに他のものとはまったく違い、まともな推理小説ではありません(笑)。 なんせ84年の古い作品です。まだパソコンが一般的に普及していなかった頃のコンピュータに対する素朴な人間の期待というか、「機械がまるで人間のようになんでも応対し、友達のように話相手になってくれる」という今で言うAIのようなものを、理想化、具体化して表したのがこのスーパー・パソコン”ゼニガタ”。現在の技術からみるとどうなんだろというようなことをうるさく言わなければ、気楽に読める楽しい作品だと思います。事件も探偵も成り行きも推理もハチャメチャです。力が強いだけで人がよくのんきな探偵と偏屈なパソコンのやり取りもなかなかいいです。 ただし、ギャクや駄洒落のほとんどが古いもので、これを読んで全面的に笑えるのは50代以上の人ではないでしょうか。そもそも”ゼニガタ”が昔の捕り物帳テレビドラマ「銭形平次」からきているとピンとくる読者はどれほどいるでしょう。また、当時話題になっていた事件や社会現象をパロディっぽく取り上げていますが、それもネタが古いです。戸塚ヨットスクールや田中角栄などがやり玉にあげられています。しかし、ここまでそれがわかるように書いていいのかというくらい実名に近いものを出して皮肉っているのですが、内田先生個人の義憤が元になっているため、意見が違う人も多いと思いますし、それに共感できなければ素直にユーモア・ミステリとして楽しめず釈然としないかもしれません。個人的には、田中角栄をここまで悪逆非道扱いしなくてもいいのではないかな、へたをすると名誉毀損レベルでは?と思ってしまいました。 それからあとひとつ気になったのは、おやじギャクで今ならセクハラになりかねないものがあることです。このあたり、内田先生も普通のオヤジだったんだなあと(笑)。主人公の鴨田探偵が、しょっちゅうソープランドに通っているような記述があるのは、女性読者には居心地が悪いでしょう。所長を”初潮”と言い間違えて笑いと取ろうとするのもちょっとどうか、と。 なんだかんだいろいろ書きましたが、そんな古くてなつかしく楽しい作品ということで、内田ファンなら手に取っても損はないと思います。 | ||||
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パソコンが考えている時の音が可愛いです。面白かったのでもっとこのシリーズ書いてほしいです。 | ||||
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表紙の絵がインパクトがあってよかったです 最後はちょっと気になる終わり方でしたが最後まで笑えるので、わかりやすくておもしろい小説が読みたい人にはおすすめです | ||||
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