〈あの絵〉のまえで
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短編集
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あらすじ
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評判
〈あの絵〉のまえでの評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
〈あの絵〉のまえでの総合評価:
8.19/10点 レビュー 31件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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紹介される絵は、東山魁夷を除いてヨーロッパの画家なのだが、それが日本各地の美術館経由で、どこにでもいそうな日本人の庶民的な暮らしとつながっているのが面白い。
筆者はこういうストーリーをどうやって編み出しているのだろう。意外と楽しいプロセスなのかもしれない。
絵とは全然関係なさそうな話に、急展開で絵が降りて来ることもある。ちょっと無理やりかなと感じることもあり、もう少し丁寧な展開にして、中編くらいで読んでみたいとも思う。一方で、私たちの人生や生活にとって、美術館の絵は主人公というよりは、光るわき役、ということも多い。だから、短編でちょい役みたいに絵が登場するのも悪くないのかも、と思い直した。
自分を育ててくれた亡くなったおばあちゃんの生まれ変わりのような隣人が引っ越してきたというストーリーの「豊穣」。愛する人が亡くなっても、きっとまた会えるかも、というのは、こういうことなのかもしれない。