罠から逃げたい
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 | 2001年11月01日 罠から逃げたい (ハヤカワ・ミステリ文庫) 足元をすくわれそうなんです。そんな陳腐な台詞をひっさげ、投資会社重役の男が依頼を持ちかけてきた。取締役会の新会長の座をめぐり、ライバルたちが彼を陥れようとしている証拠を見つけてくれと訴えるのだ。数日前も巨乳の女を餌に彼を罠にはめたという。わたしは当の女を探しだすが、やがて女と依頼人の男が殺され、わたしにまたしても殺人容疑の濡れ衣が!天才的不運の持ち主ひかえめ探偵が罠から逃げまわる第12作。(「BOOK」データベースより) |
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| 「パズルレディの名推理」で主役が変わって「探偵になりたい」から続くスタンリーシリーズも終わりかとがっかりしていたところの最新スタンリーシリーズ。読んでる人にはお馴染みの良くも悪くもいつものように事件に巻き込まれ、犯人扱いされ、まわりの協力とドジなようで意外な推理力と行動力によって真犯人を突き止めるというストーリーはもう完成されているといっていいでしょう。シリーズ10作以上読んでるとマンネリ感は否めないですが出版されると読まずにはいられない。 初めて読むなら密室殺人や憑き物落としみたいな難しい謎解きは無いけれど読後感爽やかで読みやすいので本の厚さを感じずに一気に読み終えることのできるミステリーです。 このシリーズを初めて読んだ時は星５つつけてもいいぐらい面白かったですから。 | ||||
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