月の炎
- 放火 (195)
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初読から3回読み直す程に面白かったです。 ストーリーは、少年たちが連続放火事件の犯人探しをするというが中盤までの軸で、後半は解決に向けて思わぬ方向に展開します。 少年たちの日常風景が、ホントに小学生の男の子の感じで、あるある、あったなぁ!と微笑ましいし、主人公の弦太と親友の涼介の相棒感も羨ましいなと感じます。そして、同級生の友達、大学生の友達、家族や教師との関わりを、思慮深い弦太の視点から優しく細やかに描いていて、胸を打たれます。 特に序盤で同級生の茜ちゃんにあるプレゼントをする場面、終盤で母親と対峙する場面は読む度に泣いてしまいました。 ほとんど潔癖ともいえる強い信念を持った弦太の生き方は凄い!こりゃ周りが苦労するぞという…。 この子たちが成長した時にどんな風になっているか、とても興味深いので数年経った頃の続編を読んでみたいなぁと思いました。 また、映像化されれば楽しそうな場面もいくつもあります。 情景描写も美しい為、そちらに気をとられそうになりますが、この作品はミステリー小説であり、様々な伏線を最終的にきっちり回収してくれます。 その緻密さは、全ての行動に根拠がある弦太の徹底された性格が、まるで著者である板倉さんの一部分のように感じる程です。 星4つなのは、全く個人的な好みとして語らせすぎず余白の部分もある小説が大好きだからで、この作品が完成された素晴らしい作品だという事に違いありません。 ミステリー小説好きの全員に是非オススメします。 | ||||
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読み応えありました。 最後まで読ませます。 前作、蟻地獄も面白かったし板倉さんはこういう上質のミステリーをどんどん書いていってほしい。 着いていきます! | ||||
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泣いた。 最初に手に取った時は、「ありきたりなタイトルだな」って思ったけど、読んだ後にタイトルに納得。 似てるとか評価するのは失礼かもしれませんが、道尾秀介さんの小説を読んでいる気分でした。 次の作品にも期待大。 | ||||
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作家さんでもあると知ったのはつい最近なのだけども、のめり込んでしまった。 最後には涙で汚してしまいましたが、とても感動しました。うまく伏線回収されていてさすがです。 情景を感じさせるのも、芸人さんらしくクスッと笑わせるのも、とてもうまいです。 子供に読ませたら優しい子になると思うのだけど、教育に難しいところがあってとても残念。 | ||||
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板倉さんの小説を初めて読みました。 主人公の思いになって読むのが小説だと思っていましたが、面白い手法でした。いつの間にか読む側が主人公に騙されていました。 思いがけない展開と真実に最後は泣きながら読みました。わかりやすい文章と説得力のあるストーリー構成で年齢を問わず楽しめる作品だと思います。 板倉さんの別の作品もすぐ読みたくなりました。 | ||||
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