(短編集)
心中天浦島
- SF (392)
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「心中天の浦島」は名作です。もう20年以上前に読んだときは知りませんでしたが、「心中天の網島」が元ネタなんですね。さすがに古典の教養もある栗本さんらしく、SFでありながらウェットな情感も描けています。傑作です。他の方も書いていらしたように、復刊して欲しいSFはたくさんあります。小松左京さんや山田正紀さんの作品をまた今の視点で読み返してみたいです。 | ||||
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今回、未収録の短編1本を含む新装版が出たということで、十数年ぶりに再読しました。 私はあまりSFを読みませんし、コアなSFファンの方々が好まれるハードなSF作品は少し苦手だったりするのですが、栗本薫さんのSFは大好きです。 いわゆるセンス・オブ・ワンダーはありませんが、栗本薫さんが描こうとしていたのは、ある特殊な状況の中での人々の心の動き、人であることの切なさなどであり、小説すばる系の作品や青春小説が好きな方は、楽しめるのではないでしょうか。抒情性があり、胸をしめつけられる作品が多いです。 短編集「さらしなにっき」「時の石」「幽霊時代」などもおすすめです(※すべて絶版)。ひっそりとした滅びをテーマにした作品が多いのですが、そこで生きる人々の姿や想いは切なく、また、とても美しいです。 現在、シリーズものでないSF作品は絶版になっているものがほとんどなので、ぜひ各出版社には復刊していただきたいところです。 | ||||
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