オブリヴィオン

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種別
長編
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あらすじ

2017年10月17日 オブリヴィオン

森二が刑務所を出た日、塀の外で二人の「兄」が待っていた―。自らの犯した深い罪ゆえに、自分を責め、他者を拒み、頑なに孤独でいようとする森二。うらぶれたアパートの隣室には、バンドネオンの息苦しく哀しげな旋律を奏でる美少女・沙羅がすんでいた。森二の部屋を突然訪れた『娘』冬香の言葉が突き刺さる―。森二の「奇跡」と「罪」が事件を、憎しみを、欲望を呼び寄せ、人々と森二を結び、縛りつける。更に暴走する憎悪と欲望が、冬香と沙羅を巻き込む!森二は苦しみを越えて「奇跡」を起こせるのか!?(「BOOK」データベースより)

評判

オブリヴィオンの評価:

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オブリヴィオンの総合評価:

8.15/10点 レビュー 13件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(4pt)

哀切な旋律を聴きながら、ぜひ

前作『冬雷』の余韻漂う秀作。タイトルはアルゼンチンタンゴの名曲から。YouTubeにいろんなバージョンがアップされているのでご一聴を。意味は「忘却」「赦免」――この作品の基本テーマである。読み進むごとにそのテーマの輪郭が明確に浮き上がってくる。ただ、冒頭から頻出する「おれが唯を殺した」は、なんのことはない不慮の事故死である。傷害致死で数年間刑務に服する設定は「空とつながる奇跡」とともにリアリティがいささか脆弱ではないだろうか。2人組の嫌がらせ場面をはじめとする大阪弁のえげつないせりふは今作でも健在。ここまで書き込めるのはさすがだ。
オブリヴィオン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: オブリヴィオン (光文社文庫)より
4334790011
No.12
(5pt)

この作品も良かったです

居心地の悪さを感じつつ、次の展開を早く知りたい思いが強い。必然的に一気読みになってしまう。
最近、気に入っている作家の一人です。
オブリヴィオン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: オブリヴィオン (光文社文庫)より
4334790011
No.11
(5pt)

郷愁のサウンド。

「雪の鉄樹」、「冬雷」に続き、本書を読みました。
物悲しいOblivionのバンドネオンの音色が心に響き渡る空間が似合う。
忘れ去ることができない苦悩。
いつまでもその位置で止まってしまう。
忘れてはいけない。
何もかも。
心の奥底に閉じ込めていた記憶。
その旋律は息苦しい。
絶望が漂う。
唯、冬香。
深い傷。
どろどろしたつながり。
それでいて、ふとした瞬間に美しいメロディが見え始める。
生き生きとし、しあわせいっぱいでロマンチックだったころ。
発せられた言葉がキーとなり、徐々にミステリーが解き明かされていく。
そのクライマックスが深く心に刻まれる。
オブリヴィオン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: オブリヴィオン (光文社文庫)より
4334790011
No.10
(4pt)

「後悔」から生まれる「希望」だと思う

遠田さん、初めて読みました。
「後悔」がずっと物語の根底をとなっているけれども、人はそれだけでは生きていけない。
忘却や赦しがあるからこそやり直しができる。
そこには少なくとも希望があり、初めてなんとか一歩を踏み出して生きていけるのかもしれないと思いました。
オブリヴィオン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: オブリヴィオン (光文社文庫)より
4334790011
No.9
(5pt)

オブリヴィオン

冬雷を読んで遠田作品のファンとなり、以後遠田作品を読んでいます。
オブリヴィオン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: オブリヴィオン (光文社文庫)より
4334790011

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