古時計の秘密
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1930年にこんなに面白いミステリー小説が子供向けにあったんだ? 凄い。 | ||||
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古くからアメリカの多くの子供達に愛され今尚書き継がれている少女探偵ナンシー・シリーズの記念すべき第1作の完訳版です。これまでこのシリーズは日本では子ども向けの短縮版の形で紹介され若い読者に愛読されて来ましたが、今回改めて創元文庫からきちんと完訳で出版された事により幅広い世代の老若男女の人達に読まれる様になるでしょうから、まさにこれは画期的なファインプレイで誠に意義深い素晴らしい試みだと思いますね。 18歳の少女ナンシー・ドルーは偶然出会った小さな女の子ジュデイを育てて暮らす老姉妹から最近亡くなった情け深い老人の遺産を当てにしていたのにもらえなくなって困っている事情を聞く。強欲な金持ち一家が遺産を独り占めしようとして多くの人達が貧しさに苦しんでいるのを知ったナンシーはみんなを何とか助けてあげようと存在の可能性がある新しい遺言書の在りかを探して必死で奮闘するのだった。 ナンシーの何者も恐れない若々しい勇気と思い立ったら何処でもすぐにでも駆けつける迅速な行動力が素晴らしいと思いますね。一旦こうと決めたら迷わずに行動し例え大人の常習犯の強盗集団と出くわしても逃げ出さずに捕まえようと最善を尽して追い掛ける姿には惚れ惚れとしますね。何度もピンチに遭いながらも絶望せずに希望を捨てないでがんばり抜く精神力の強さも天晴れその物です。貧しさに負けずに懸命に生きる人達に対する深い思いやりの心と自分の事のようにいやそれ以上の熱心さで打ち込む姿勢には本当に頭が下がりますね。ミステリーの謎解き自体は複雑ではありませんが、若いナンシーが愛車コンバーチブルを駆って悪党を追跡する冒険のスリルとサスペンスがとても魅力的で快い読み心地があります。このシリーズは若い読者に配慮した為に過激な殺人は一切ないとの事で刺激は少な目ですが、その代わりに健全で安心して楽しめるナンシーの活躍を今後も続けて読んで行きたいと思います。 | ||||
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うん、おもしろかったよ。 勧善懲悪モノで、登場人物は良い子、悪い子、普通の子とはっきりしており、 ナンシーの行動力故バシバシ疑問を解決し、テンポ良く大団円に向かっていく。 ちょっとしたハラハラドキドキもあり(自分のようなすれた大人になるとそれほどでもないか…)。 ナンシーが最後に用意したサプライズはアメリカ的で小恥ずかしいくらいベタだけど、それが可愛らしい。 たまには、こういうライトな中編ミステリーを読むと癒されますね。 読書が遅い人でも2,3日もあれば読み終えちゃうんじゃないかな。 物足りないっちゃあそうなんだけど、ナンシー・ドルー・シリーズに限って言えば、 ミステリー初心者、ティーン向けの作品だと思うので、 複雑な謎やプロットを用意して引き延ばしたり、どんでん返しや探偵さんが推理ミスを繰り返しつつ話を長くするよりは、これくらいがちょうど良いんだろうなと。長すぎず短すぎず適度に、というサジ加減がいい。 他のレビュアーさんのレビューを読ませていただいたのですが、 少し現代風にアレンジされているそうですね。 アレンジしていない「古時計の秘密」を読まれた方の中には違和感を感じた方もおられるようですが、確かに発表当時(1930年)の時代を考えると、あまり古さは感じさせませんでしたね。 最後に言いたいこと。表紙をこのようなイラストにしたのはどういう意図なんでしょうか。 個人的には気に入っているのですが、あまり東京創元社さんらしくなくて驚きました。 ここまでやるならもう少し踏み込んで、挿絵も入れて欲しかった (実は挿絵があるんだろうなと期待していました)。 挿絵があればもうちょっと多くの若い世代に手にとって貰えたんじゃないかな。 ナンシーはあまり萌える性格の子じゃないですけど(笑)、やっぱり可愛いイラストがあれば、 ライトノベルが好きな読者や、かわいいイラストが好きな読者に受けそうな気がするのですが。 個人的な意見です。もったいない気がします。 | ||||
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ミギーさんの表紙イラストにひかれて手に取りました。 とても読みやすく、話も面白かったです。 ジュブナイルなんですけど、大人の読者にも受け入れられることと思います。 お勧めです。 | ||||
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ストーリーはきちっとまとまっていました。 ただトプハム一家の顛末が少し心にひっかかりました。 ナンシーの破天荒ぶりもご都合感があり 次の巻には手をつけられませんでした。 | ||||
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