日記の手がかり
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いつもの仲間や家族の関係に、ロマンスの香りが入って来ました。今のアメリカは混沌としていますが、古きよきアメリカの雰囲気を伝えてくれて、安定した推理と空気感が心地よいです。 | ||||
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常に弱い立場の人の味方で絶対に悪党を許さずに追い詰める強い正義感の持ち主・少女探偵ナンシー・シリーズ完訳版の7冊目です。本巻から新レギュラーとしてナンシーのボーイフレンドの男の子ネッドが登場して事件の捜査の面でも積極的に協力します。ナンシーも珍しく相当に胸キュンでフォーリン・ラヴ状態になりますが、でも恋にのめり込んで自分を見失ったりせずに事件に集中して最後まで全力を尽すのがナンシーらしい立派さだと思いますね。 ナンシーと親友ベス&ジョージの三人はお祭りで幼い女の子と母親の二人連れと出会い一家が父親は行方不明となり生活に困っている様子なのに胸を痛め帰り道で助ける方法を相談していたが、偶然にも家屋が火事になった現場をリアルタイムで目撃してしまう。ナンシーは更に現場から大あわてで逃げ出す男を目にし、落ちていた謎の手帳も発見して事件に深く関わって行くのだった。 今回は背景に評判の悪い発明家の敵ともいうべき男がいて善悪はハッキリとしているのですが、ひょっとしたら被害者が復讐を図ったかも知れない可能性があり判断に迷わされる微妙な状況が描かれています。そんな中でナンシーら三人が容疑者の男をかばって助けた疑いをかけられ逮捕される寸前という危ない橋を渡る事になる非常にショッキングな場面が出て来て思わずドッキリしてしまいます。でも苦境に陥っても少しも動じずに自分の下した判断を信じて信念を貫き通すナンシーは、僅か18歳の若さとは思えない本当に良く出来た人間だなあとつくづく感心しますね。また推理面ではタイトルである「日記の手がかり」はあるのですがスウェーデン語で書かれた物だから中々内容を知る事が難しいという工夫が凝らされているのも小説上巧いなあと思います。そしてやはり一番の読み所は苦労人の発明家の一家の苦境を何とかして助けてあげようと懸命に努力するナンシーの優しい心遣いだと思いますね。 | ||||
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