彼女が家に帰るまで
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
彼女が家に帰るまでの評価:
7.00/10点 レビュー 2件。 C ランク
彼女が家に帰るまでの総合評価:
7.60/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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前作でも田舎を舞台に静謐なサスペンスを紡いでらっしゃいましたが、本作も前作の流れによる、失踪事件がもたらす共同体の波紋を描いた静かなサスペンスだと思いました。特にトリッキーな仕掛けはないし、意外な結末もないし、どちらかと言えば文芸小説に分類される様な作品だと感じました。いい小説を読んだカタルシスはありますが。
最近の欧米のミステリの傾向ではトリッキーな仕掛けよりも本書の様な成熟した文芸小説風のサスペンス、ミステリが流行っている様で、他にもトム・フランクリン氏の著作などもそういう分類の作品だったと記憶しますが、英語圏のミステリ作家の多くはミステリで使われるトリックがもう出尽くして、小説としての完成度を目指す方向に向かっているのでしょうか。日本のミステリも英語に翻訳されて評価は高いけれども名のある賞はなかなか取れないのはこの辺に理由があるのでしょうかね。ミステリのフロンティアはもう消滅したという認識かも。
最近の欧米のミステリの傾向が判る佳作。機会があったらどうぞ。