(短編集)
火恋
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「情人」「騒がしいラヴソング」「灰の女」「火恋」「黒夜」の5編。 いずれも香港とその周辺が舞台。 一番おもしろかったのは本の題名になっている「火恋」。 つまらなかったのは、「騒がしいラヴソング」。 嘘、虚飾、出し抜くこと、意地悪などは「恋」にはつきものなのかも知れないが、それが前面に出ているものばかりで、登場人物にも魅力がなく、評価は低くなった。 | ||||
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タイトルや、黒バックに赤文字の格好いいカバーから勘違いしやすいかと思いますが、本書は『前夜祭』に似た感じのミステリーチックな連作短編集です。 本書が面白いのは、テーマが香港で、登場人物は全く関係ないにも関わらず、舞台だけが共通している、というところ。 表題作『火恋』は、中国から台湾へと亡命した男が、返還時の香港で中国に残した妻と再会したいと友人に持ちかけたところから物語は始まります。 本書中では最もミステリー色の濃い作品。嘘と騙りに彩られた連城マジックを充分に堪能できる佳作です。 連城作品のテーマともいえるのが夫の浮気と妻の浮気の対比。 男女の気持ちこそがミステリーという連城恋愛ミステリーの王道的作品ばかりが収録されています。 犯人さがしは情人探しでもあり、結局最後に問題になるのは自分自身の気持ちでもあるのです。 | ||||
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