わたしたちが孤児だったころ
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種別
長編
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あらすじ
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評判
わたしたちが孤児だったころの評価:
4.00/10点 レビュー 1件。 E ランク
わたしたちが孤児だったころの総合評価:
7.95/10点 レビュー 81件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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これはなんというか、華やかな場面が多いのに後半はもう辛すぎた。
主人公のバンクスは、前半とても理知的で落ち着いた私立探偵の立ち居振る舞いだったのだが、後半の上海に渡ってからの場面は、全てが行き当たりばったりであり、その言動が自己中心的過ぎてみていられない。その自己中心的な様こそが、イギリスが中国に抱いていた見下した態度なのだろうなというのを思った。それは日本に対してもそうなのであった。
後半のバンクスはそれこそカズオ・イシグロの真骨頂、夢と現実、自分の認識と周囲がずれまくっているけど進んでいく不気味な感じがすごかった。幼馴染との再会(?)からはもう何が正しいのか、どういう読み方をしたらいいのかわからなくなる。
ネタバレになるので書けないのだが、ラストは哀しかった。なんとも言えない気持ちになった。
孤児って誰なんだろう。それはその時代に生きた人みんな、現代に生きる自分もそうなのかもしれない。