光る崖
登録されているタグ
※タグの編集はログイン後行えます
0.00pt
7.00pt
Amazon平均点
4.00pt
楽天平均点
5.00pt
みんなの オススメpt 自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク[?]
C
↑現実的
0.00pt
0.00pt
←非ミステリ
0.00pt
ミステリ→
0.00pt
↓幻想的
初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
4,200回
お気に入りにされた回数
0回
読書済み登録回数
1回
- このページのURL
あらすじ
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
光る崖の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
光る崖の総合評価:
8.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
光る崖は、1977年刊行の比較的初期の作品だ。「初めて女性検事を主人公に配した著者の記念碑的作品!」と裏表紙にある。名古屋など東海地方を舞台に、東京から赴任してきたシングルマザーの女性検事・千鳥朱子の活躍を描いたもので、朱子のプライベートにもかなりの紙数が割かれているため、一種のビルドゥングスロマン(成長物語)として読める。純粋にミステリを楽しみたいむきには、それが少々もたつく要素になっていることは否めないけれど…。
途中で話があれれ…という感じで変わってしまうのも、弱いといえば弱い。名古屋市内で起こった傷害致死事件を追う朱子、と思いきや、急に彼女は後退して、一般家庭の主婦が実質的な主人公みたいな展開になっていくのだ。もちろん、それはやがて先の傷害致死事件とリンクするのだが、朱子の奮闘記として視点を終始一貫させておく方がよかった、と個人的には思う。その辺は、当時38歳の著者が欲張ってあれこれ盛っている感じが伝わってくるので、「意欲的」と好意的にとらえておこう。
しかし、そういう構成上の甘さは気になるものの、30代にして驚くほど達者な筆力が、それを補って余りある。これは近年の若いミステリ作家と比べてみても、圧倒的に30代の夏樹静子の方が円熟しているように思う。シャープで端正な文体を読むことは、パリッと糊のきいたシャツに袖を通すような快感があった。言葉の選び方、文章の組み立て方といったものから、この人はやっぱり賢いんだなということが伝わってきて、あらためて才能ある作家の死を悼んだ。あと何冊か夏樹ミステリを購入したので、もうしばらくその作品世界に親しみたい。