グッド・ガール
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誘拐サスペンス・・・と言えばまあそうなんだろうけど。 なんなーく「どんでんがえし」の想像がついてしまって。 というか、でないと ここまで長々と話を引っ張る意味がないというか。 まあそれはそれとして、それなりに面白かったです。 記憶の蘇ったミアがこの後どんな人生を歩むのか それはちょっと興味あります。 しかし、ミアがそこまでした動機付けがなんていうか 甘いなぁと。 まあ動機が甘い分だけ「どんでんがえし」と思えばいいのかしら?(笑) | ||||
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いかにもアメリカ的な小説ではないような感じで、イギリス的な匂いを感じます。 派手さはありません。 登場人物の思いが「事件」の前後(過去と現在)が混在して描かれているので、最初は多少の注意が必要です。 「ゴーンガール」と比較されるのは仕方がないストーリーですね。 私的には最後は「どんでん返し」ではなかったのですが、興味をひく最後でした。 次作はでないでしょうが、が出たら読むか・・・と言われると、微妙です。 | ||||
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タイトルの「グッド・ガール」。 ラストは、このタイトルと絡めて、戦慄、驚愕というほどではないにしても、なかなかパンチが効いていると思いました。 翻訳文が読みやすかったのも良かったです。 ただ、事件の前後での、登場人物それぞれの観点での語りで進行していく展開は、ストーリーの核心との繋がりが希薄だったように感じました。 登場人物の心理描写はなかなかリアルで説得力があり、人間ドラマ、心理ドラマとして読む分には、楽しめるのかもしれませんが、サスペンスとしては、さほどの緊迫感を覚えませんでした。 あえて、脈絡のない展開として、ラストの意外性を引き立てる効果を狙ったのかもしれませんが、私としては、事件の真相にむけての伏線を、もっと多く張り巡らせてあった方が、ラストのインパクトも、もっと大きくなったと思います。 | ||||
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うわー、信じられない話! 私はこの作者からより多くを読み込みます。 | ||||
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誘拐サスペンス物の一種だが、記述形式に工夫を凝らしているだけで、期待外れの凡作。誘拐の被害者はシカゴの判事の娘である美術教師。娘の母親、犯人、事件担当刑事の3名の視点から描かれる断章のカットバックで物語が構成される点が特徴の一点目。ほぼ冒頭で、母親の記述から娘が無事生還した事が明示されるので、救出劇を主体としたサスペンスでない事はすぐ分かる。特徴の二点目は誘拐の三か月後に警察が隠れ家に突入した日(クリスマス・イブ)を境に、3名の記述が、<before>と<after>とに別れている事である。このため、物語の時系列は事件の時系列とは異なり、クリスマス・イブの日がラストになるように、概ね両側から挟み込む様な形となっている。何故この様な形式になっているかと言うと、娘がこの事件のために一時的記憶喪失となり、「クリスマス・イブの日(あるいはそれ以前の監禁状態の日々)」に何が起こったかが本作の焦点になっているからである。本の帯にも「戦慄のラスト」とある。 一見面白い趣向の様だが、読んでいてサスペンス感を余り覚えなかった。「監禁状態の日々」は犯人(雇われ犯)の記述によって子細に描写される上に、犯人が娘に愛情を抱き始め、娘が所謂<ストックホルム症候群>を呈して行く過程も詳細に描かれるので、「戦慄のラスト」へとどう繋がるのかサッパリ分らない。一方、母親の記述では、判事一家の家庭環境が子細に描かれ、事件の背景も示唆しているのだが、これまた、「戦慄のラスト」へとどう繋がるのかサッパリ分らない。母親と事件担当刑事との間に恋愛感情が芽生えるのも釈然としない。 ラストで真相が明かされるのだが、詳しくは書けないが、「戦慄」と言うには程遠い感がした。この着地点なら、途中の記述形式は上手い(不自然さもカバーしている)とも言えるが、着地点自身が説得力に乏しいのである。むしろ、「愛と孤独」の物語であり、そのために誘拐を利用した作品という印象を受けた。 | ||||
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