ステーション・イレブン
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
ステーション・イレブンの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
ステーション・イレブンの総合評価:
9.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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久しぶりに面白い現代小説を読みました。
本書は、新型インフルエンザが爆発的に流行し、文明が崩壊する前後を描いた話です。
小説自体のクオリティも高く、2015年の全米図書賞のファイナリストに選ばれています。
個人的な感想としては、これは翻訳の問題かもしれませんが、文体は完璧とは言えず、読み進めにくい箇所もありました。
ただ、物語の作りの大きさと、何を書くかということについて作者の個性が光っています。
読み始めると、最初は霞や霧を吸っているように頼りなく、掴みどころがない印象をもちます。
ただ、物語が進むにしたがって、粒子が渦を巻いて星を形成するように、物語の中心点が現れます。
そうすると物語は一気におもしろくなり、渦の中心に生まれつつある何かを夢中で見つめることになります。
そして、本書は我々にもう一つのコロナ後の世界を見せてくれます。
今の世界は、たまたまこうなった世界なのだと感じざるを得ません。
文芸としても、コロナ禍における一つの視点の立脚点としても、読んでおいて損のない本だと感じました。