ピルグリム

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初版刊行(参考)
種別
長編
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7,677回
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13
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24
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あらすじ

2014年08月22日 ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)

アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日までは…引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは“サラセン”と呼ばれるたった一人のテロリストだった。彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す!巨大スケールと比類なきスピード感で放つ、超大作サスペンス開幕。(「BOOK」データベースより)

評判

ピルグリムの評価:

7.43/10点 レビュー 7件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.43pt

ピルグリムの総合評価:

8.57/10点 レビュー 102件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

完全に期待を超えていた

ピルグリムは全3巻で1・2・3とあるが、これは1つの物語を上・中・下と分けているだけなので、ピルグリム1の評価といっても物語の序盤1/3の評価となるので非常に難しいが、正直期待以上で驚きです。

物語は元諜報員の主人公の一人称の語りで進む。引退した主人公が再度ひとりで諜報をする事になったのか、また主人公が追う相手「サラセン」の生い立ちから野望、テロ計画の進行が語られ、お互い名前をすてた同士の追う者と追われる者の1対1の物語。追う相手の「サラセン」の人物造形が非常よく、また中東の話でもあるので、まさに今の旬といえるかもしれない。信じるモノの為に、また正す為に命をかけ、守り、果たす事が正義なのか、またその為に残虐になれるのか、読む手が止まりません。

1を読み終えた後、まだ残り2巻ある事が本当に幸福に感じる1巻です。

タカタソン
HU0OGV5Q

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.95
(5pt)

スピード感もスケールも衰えなし!

3巻読破
諜報員とテロリストという2人の主人公を軸に、アメリカ、サウジアラビアでのそれぞれの生い立ち、NY殺人事件、9.11とその後の世界情勢、世界各地で起きる事件などが、縦横無尽に時空を超えて展開していく。
主人公が自分を、自分自身や周囲の人から散々世界最高の諜報員と言わせるわりに、こんなことするか?というミスをちょいちょいしたり、完全な犯行という殺人隠蔽の手法がちょっと法医学の本を読んでいれば考えられるレベルだったり、やや御都合主義の展開だったりは気にはなったけど、ラストの一騎打ちは流石のスピード感で、すべての伏線がそこの一点に集約して行く様は爽快。リアルな人生も結局そうなんだと思う。いろんな経験が、巡り巡ってすべてその人の肥やしになる。
ピルグリム〔3〕 遠くの敵 Amazon書評・レビュー: ピルグリム〔3〕 遠くの敵より
4150413134
No.94
(5pt)

脇役に至るまで魅力溢れる登場人物たち

世界各地を、現在過去に渡り、話が自在に飛び越えていく中で、主人公2人の歴史が紐解かれ、行動に説得力が与えらていく。それは共感すら呼んでいく。
中東の描写ではエキゾチックな文化にハッとする部分も多く、同時に過酷な生い立ちのサラセンには、その知力体力精神力が、ただ正しく使えたならば、、、と同情が拭えない。
臨場感は映像化されるのは必至と思われるほどだ。
ピルグリム〔2〕ダーク・ウィンター (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ピルグリム〔2〕ダーク・ウィンター (ハヤカワ文庫NV)より
4150413126
No.93
(5pt)

面白い!

3巻読破
諜報員とテロリストという2人の主人公を軸に、アメリカ、サウジアラビアでのそれぞれの生い立ち、NY殺人事件、9.11とその後の世界情勢、世界各地で起きる事件などが、縦横無尽に時空を超えて展開していく。
主人公が自分を、自分自身や周囲の人から散々世界最高の諜報員と言わせるわりに、こんなことするか?というミスをちょいちょいしたり、完全な犯行という殺人隠蔽の手法がちょっと法医学の本を読んでいれば考えられるレベルだったり、やや御都合主義の展開だったりは気にはなったけど、ラストの一騎打ちは流石のスピード感で、すべての伏線がそこの一点に集約して行く様は爽快。リアルな人生も結局そうなんだと思う。いろんな経験が、巡り巡ってすべてその人の肥やしになる。
ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ) Amazon書評・レビュー: ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)より
4150413118
No.92
(5pt)

スピーディーな展開のサスペンス巨編

テリー・ヘイズという作者は、とにかく文章にスピード感があります。
読みはじめる前は、ハヤカワさん独特の〈トールサイズ〉(注) で全3巻 1200ページ近い巨編なので、帯の下端にいくら「・・・・比類なきスピード感」と書かれていたとしても部分的には、まだるっこい部分もあるのかなと想像していたんですが。
(注)普通サイズの文庫本より5mmほど背が高いぶん1行の文字数が1~2文字多い。

「比類なきスピード感」の理由はズバリ作者の文体にあります。一例をあげると・・・・ 

《(待合室でテレビを見ていた) わたしはリモコンを返し、搭乗ゲートから機内に乗りこんで自分の席を見つけ、五十分後には碧青色に広がるエーゲ海を眼下に見た。これほど美しい色の海は、世界でも比類がない。飛行機は大きく旋回し、ミラス・ボドルム空港へ到着した。》(第2巻 171ページ)

これって、すごくないですか? イスタンブール (トルコ) の空港の待合室でテレビのリモコンを返してから旅客機に搭乗して離陸して五十分間飛行してエーゲ海を眼下に見るまでが、ひとつの文ですよ。そして、イスタンブールから約600㎞離れたミラス・ボドルム空港に到着するまで、文庫本でたったの3行ですよ。
このテンポの良さは読んでいて気持ちよかったです。

あと、各章が短めなのもテンポのよい理由かなと。とにかく、まどろっこしさを感じずにズンズン先へと読み進められます。
テーマがイスラム世界の凄腕テロリストによるアメリカに対するバイオテロというのも、いまだコロナ禍を引きずっているご時世だけに他人事とは思えないリアルさを感じます。こういうテロは現実にあってもおかしくないよね、と。

凄腕テロリスト〈サラセン〉 vs 凄腕スパイ〈ピルグリム〉の激突という構図もいいですね。本当にこの2人が激突するのは最後のほうですが、そこまでの伏線というかプロットが秀逸で1200ページ近い長編にもかかわらず読者を飽きさせない。

第1巻で、9.11の同時多発テロの時の現場の様子が、ベン・ブラッドリーというニューヨーク市警の警部補の体験談をとおしてかなり詳しく出てくるところも興味深かったです。

私的には今年最高のサスペンス長編と言えそうです。
ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ) Amazon書評・レビュー: ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)より
4150413118
No.91
(5pt)

ピルグリムってなんだよ。それは次巻で

ありきたりな言葉で始めれば、面白いっ!
夢中で読み進めてしまえる。3巻もあるのかよ〜って、思ったのが、1巻を読み終える頃には3巻しかないのかよって変わってた。
私と敵の両方の視点だが、敵は私の回顧録に含まれている変わった手法だ。しかし、きをてらったものではなく訳は非常に読み易く分からないところはない。
騙されたと思って読んで見てくださいっ!
海外作品読んでみたいなーって思ってる方、マジでおすすめです。読んで!
では今から2巻のラストを読みます
ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ) Amazon書評・レビュー: ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)より
4150413118

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