黒龍荘の惨劇

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種別
長編
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あらすじ

2017年01月11日 黒龍荘の惨劇 (光文社文庫)

明治二十六年、杉山潤之助は、旧知の月輪龍太郎が始めた探偵事務所を訪れる。現れた魚住という依頼人は、山縣有朋の影の側近と噂される大物・漆原安之丞が、首のない死体で発見されたことを語った。事件現場の大邸宅・黒龍荘に赴いた二人を待ち受けていたのは、不気味なわらべ唄になぞらえられた陰惨な連続殺人だった―。ミステリ界の話題を攫った傑作推理小説。(「BOOK」データベースより)

評判

黒龍荘の惨劇の評価:

8.00/10点 レビュー 6件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

黒龍荘の惨劇の総合評価:

6.93/10点 レビュー 28件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(10pt)

黒龍荘の惨劇の感想

久しぶりの本格推理物堪能しました。

anotokinoinoki
4B79947F
No.1
(9pt)

黒龍荘の惨劇の感想

舞台は明治時代。
伊藤博文、山縣有朋等、実在した人物が主人公らの関係者として登場させる本格ミステリです。
面白かったです。「月輪龍太郎シリーズ」っていうシリーズ物なんですね。読破しようと思います。
ただ、「法月綸太郎シリーズ」に見えてしまうのは私だけでしょうか。

ラストの真相をありきたりだ、っていうレビューも散見されますが、これには正直驚きました。
私には結構衝撃的でしたけどね。似た作品があったってことですかね、私は知りませんが。
残り数ページになった時点で、糸口すら掴めておらず、「まだ謎は16点ある」なんて悠長なこと言っていて、正直「大丈夫か」って思ってたんですが、読み手を納得させる回答と収束のさせ方。こういう、ギリギリまで引っ張って最後ビシッと決める、ていう構成の妙っていうか、この作者さん、相当センスもいいなと。

梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22
(3pt)

驚嘆のトリック!しかし…

【概要】
 明治時代という時代設定、山縣有朋などの実在の人物を交えた世界観、そして何より斬新なトリックと人気が出そうな要素は多々あるものの、正直傑作とまではいかない。トピック自体は優れているのだが、書き方がいまいち面白みに欠ける。しかし、このトリックは他作品でもなかなか出会えないレベルに斬新(いささか奇抜すぎるとも言える)なので一読の価値はある。

【評価】
総合   3
読みやすさ3
意外性  4.5
没入感  3
読後感  3
黒龍荘の惨劇 Amazon書評・レビュー: 黒龍荘の惨劇より
433492963X
No.21
(3pt)

横溝正史張りのおどろおどろしさを狙ったのだろうが……いま一歩。

明治政府が不平等条約改正に躍起になっていたころ“資産家”の黒龍荘当主が首なし死体で発見、それを皮切りに次々と人が死んでいく。伊藤博文の命を受けた月輪(がちりん)探偵が調査に乗出すが…。
黒龍荘の惨劇 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒龍荘の惨劇 (光文社文庫)より
4334774075
No.20
(2pt)

「実例がある」と「説得力がある」は違う

横溝正史風の童謡殺人がテーマだが不気味さや怖さを感じず、
前作『伊藤博文邸の怪事件』とメイントリックが似ているので
真相の推定がしやすいです。が、決定的な証拠が出ないまま
探偵の月輪龍太郎が「仮説構築」を繰り返すのみで「推理」要素が乏しいです。

終盤の解決篇も中途半端であり、「実在の事件を想起させ
“恐怖による支配”に説得力を持たせる」という反則で終わらせているのも残念な所です。
黒龍荘の惨劇 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒龍荘の惨劇 (光文社文庫)より
4334774075
No.19
(4pt)

見込み捜査による冤罪作り防止

岡田秀文『黒龍荘の惨劇』(光文社、2014年)は明治時代の日本を舞台としたミステリー小説である。山縣有朋の別邸であった黒龍荘という広大な邸宅で連続殺人事件が起きる。そこに山縣の影の金庫番の漆原安之丞に恨みを晴らすとの脅迫文が届いたことが発端である。その数日後に漆原は殺されてしまった。

調査依頼を受けた「月輪萬相談所」の探偵・月輪は、かつて伊藤博文邸でともに書生として過ごした杉山潤之助を連れて黒龍荘に住み込む。しかし、警察と月輪らの監視をあざ笑うかのように黒龍荘住人の遺体が次々と発見されていく。月輪と杉山がホームズとワトソンに相当するコンビになっている。

興味深い点は探偵の事件への関わり方である。警察に不信感を抱いた漆原家の人々が探偵を依頼したことになっている。警察は安之丞殺害を状況から内部犯と考えていた。このため、警察が見込み捜査で漆原家の誰かを犯人と決め付け、逮捕するのではないかと危機感を抱いた。そこで警察とは別の立場から偏見なく調査できる人として探偵に依頼した。日本の探偵物では『名探偵コナン』のように警察と仲良しパターンが少なくないが、むしろ緊張関係にある仕事である。

見込み捜査による冤罪作りという日本警察の問題点は明治時代からの伝統になっている。遺族は家族を殺され、ただでさえ大変であるが、警察の冤罪作りへの警戒もしなければならない。明治時代の時点で対応した漆原家は先見性がある。この日本警察への警戒心は21世紀になっても変わらない。埼玉県警草加署刑事課巡査が急死した男性の遺族から死体検案書に費用が必要と偽って約82万円をだまし取った事件が起きた。
黒龍荘の惨劇 Amazon書評・レビュー: 黒龍荘の惨劇より
433492963X
No.18
(5pt)

これこれ

金田一の獄門島と迷路荘の惨劇を合わせたような内容。
探偵小説のど定番。
トリックや動機にいろいろどうかと思うかも知れませんが
そんなのはどうでもいい。
黒龍荘の惨劇 Amazon書評・レビュー: 黒龍荘の惨劇より
433492963X

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